ネイリスト都市伝説・・・1 ネイル検定からじゃなくネイルアートからネイリストを救いたい!
おはようございます^_^
ゆび姫ネイルスクールの高尾 慶子です。
今年もスペインのネイルコンテストへ行きます。
動画や写真だけではなく。このnoteに文章で覚え書き的に綴っていきます。
ネイル検定所持関係なく挑戦できる海外ネイルコンテストに興味持たれた方はぜひ、参考にしてくださいね。
ネイルアートチャンピオン育成中とは?
今日から(2024,10,15~)、私はスペインへ旅立ちます。昨年は初めての海外ネイルコンテストの審査員を経験し、8名の受講生をエントリーさせました。
入賞したのは8名内4名!
昨年挑戦した生徒さん達は今年は検定試験の合格や、ネイルサロン立ち上げなど新たな目標がある為、一旦休止…。またご自身のタイミングで挑戦してくださいね。海外ネイルコンテストは技術的にもどんどんレベルアップでき集客にもかなり有利になるのでおすすめです。
はたまた今年は受講生を10名募集しましたが、色々独自に選別させて頂き、今年挑戦する方は特にワタシが才能を見込んだ生徒さん1人に絞らせていただきました。この方はかなり将来性がある方です。わたしの兼ねてからの夢は自分に続く『ネイルアートチャンピオン』そんなキラキラした夢をたくしています。
海外ネイルコンテストの最近の傾向と挑戦する意味や利点など。
あなたはご存知ですか?ネイルの世界にもオリンピックみたいなもの、ネイル技術の世界大会が存在します。『海外ネイルコンテスト』は各国様々な国で開催され様々な国からトップネイリストが審査員として集結します。
最近では写真判定などでオンライン海外ネイルコンテストも開催されるようになりました。コロナが蔓延したおかげで全てが簡略化されましたね。
でも私的には『海外コンテストを現地で体験すること』が将来の自分への投資につながると考えています。
ただ入賞したい方、タイトルが欲しい方はオンラインコンテストがおすすめです。だって旅費が節約できますからね。ちなみに当校(ゆび姫ネイルスクール)でもルールさえ学んでいただけたらあなたの代わりに日本で作ったアートをワタシに持ち込み依頼ができます。
海外ネイルコンテストに実際に行った方がいい利点
海外ネイルコンテストに実際に現地で体験すべき!と声を大にして言うワタシがあなたの為にいくつか利点をあげるなら・・・
日本では見れない感性や技術・海外のネイルコンペティターの作品を生で見れるのでかなり刺激になり視野が広がる。
とにかく現地の熱いパワーに触れることができるので表彰台に立った時の達成感が半端ない。
現場で、様々な国で海外の活躍するコンペティターと仲良くなれたり、有名なネイリストといっきに繋がれる。
(受賞した時の作品・写真が実績になり仕事依頼が増える。)
ワタシが実際に体験してみてよかった点を大きく3つ(4つ目は1、2、3をふまえて4につながる感じです)挙げてみましたが、ワタシ自身。技術や感性のレベルUPにつながり、働き方も海外コンテストに挑戦する前と今では大きく180度変わりました。お客様からはご紹介につながったり、講師としての実益にもいかせてると思います。何より海外で審査員を務めたりと今はまだ勉強しながらですが、知識や技術を磨いてる途中です。最近ではアート販売をしたくてアーティスト活動にも力を入れ始めました。
ネイルアートチャンピオンとは誰でも入賞できるのか?
『ネイルアートチャンピオンをとりたい‼︎』とワタシが海外ネイルコンテストに挑戦し始めて1年と3ヶ月、その目標を達成するまで。それもDiv3の最上位レベルでアートチャンピオンをとるために様々な分析や鬼練習もしました・・・。
私が国際ネイル審査員を務めるネイリンピョン・スペインではアートチャンピオンはdiv1.2.3と3つトロフィーが用意されています。(divとは技術のレベルをあらわします。)(ネイルアート部門だけじゃなく、ストラクチャーなど爪を造形、形成する部門も多く存在します。)
私が今アートチャンピオンを育成中と目標を掲げているのは、まずは初級レベルのdiv1のアートチャンピオン育成です。
アートチャンピオンを受賞する為には?およそ2年が必要?!
アートチャンピオンを育成する為に、生徒さんが受賞する為にはどうしたらいいか?ワタシなりに2年がかりで目標計画を立てています。
なぜなら
ネイリンピオン・スペインは年に1回しか開催されないことと。(ワタシが他の国の審査員をすれば話は別ですw)
生徒さん自身のやる気とレベルにもよりますが1年目(半年など短期受講でOK)は基礎を身につけ自分の感性を見つける『インプットの期間』が必要なのと。
2年目は自身を分析してそれを『アウトプットする期間』が必要だと感じているからです。
ではなぜワタシが
海外コンテストに『ネイル検定合格していないネイリスト』に焦点を当て挑戦させているのか?
その考えにはこんな理由があります・・・
↑この生徒さん達のネイルアート制作は3ヶ月ぐらいの制作期間がかかっています。ネイリストとして経験も浅く途中で投げ出してしまうのではないか?と不安に思いながら教えていましたが、生徒さん達みんなが描き進めるほどに『楽しくなってきた〜』『もっとこうすれば良かった〜』『時間が足りない!』『もっと描きたい!』『次作るならこうしたい!!』と驚きの声をあげはじめたのです。
ナイーブな生徒さん達が不思議ですよね?なぜそのように変化したんでしょう?
海外だから認められる謎?
ワタシは国際ネイル審査員の特権で日本で作ったネイルアートを審査員の特権でスペインに持ち込みエントリーさせることができます。
実は昨年挑戦した生徒さん達で密かな実験を試みました。
それは『海外チャレンジクラスの生徒さん達はみんな2級・1級・ジェル検定を所持していない生徒さん達を挑戦させたらどうなるのか?
という試みです。
フラットアート部門で5名中3名が入賞を総なめしたことで『ネイル検定は海外ネイルコンテスト入賞に関係ない!』と実証されたんです!
なぜ挑戦した5名中の2名が入賞できなかったのかは同じ部門でそれぞれが競い合ってしまったからという。ワタシの部門セレクトミスでした。(フラットアート部門は3,2,1位と3名の入賞しかない。ワタシも初審査員で手探りの経験でした・・・)
ネイリストとはネイル協会が作った日本だけの造語です・・・日本のネイリストはアーティストという要素が弱くなっている、このままではネイリストは絶滅する。もっというなら唯一無二のアートを作り出せるアーティスト魂を持ったネイリストの絶滅危機なんじゃないかって思うのです。
ネイリスト都市伝説・・・1
ネイル検定で基礎や衛生面を学ぶ事はとても大事です。でも検定もコンテストもサロンワークをしながら技術向上の延長線上にあるとワタシは考えてます。
ネイル検定とったからってすぐにプロになれるとはあやまった考えなのです。
ワタシ的にもっと実証したい事は日本のネイリストは2つに分かれる説があるという都市伝説。
『フレンチピーポーとアートピーポーの2つに分かれる説。』
『教科書通りにできる人種とアートのオリジナリティが強い人種とネイリストは2つに分かれる説です。』
この定義考えてみたらちょっとした都市伝説ですよね?(M先生、勝手に漫画にしてごめんなさい・・・w)
ワタシは海外に出てみて一番感じたことは、日本(現在の日本)は海外と全く違うということ。まさに正反対!!
海外ではアートピーポーの方が派手だからか?評価されます。
(あ、でもグランドチャンピオンというタイトルもありトータルで評価されることもありますがそれはどちらもできないといけない合わせ技モチの神のようなネイルテクニシャンです。このことはまた次回に掘り下げて書いていきます。)
ネイリスト本質の危機とは?
ネイリスト検定試験はネイリストになるためには必要不可欠な技術です。しかし近年では受験方法がハンドくん(手のマネキン)を使用するなど、コロナ蔓延で受験体制が変わり。私は検定試験を教えていてネイリストの本質である、アーティストよりの感性・オリジナリティがなくなってしまってる危機感を感じました。
特に教科書通りにできない、対面接客が苦手、ナイーブな精神のネイリスト卵がネイリストを断念していることが多いと感じていました。
私のところになぜかナイーブな生徒さんがたくさん集まってくるので検定試験とはまた違った形で何とかしてアートの方からネイリストを救いたい!と思ったのがこの取り組みの要となるところです。
まだまだ伝えたいことがたくさん・・・
今日もちょっと長くなってしまいました。下記に有料記事ですがもっと掘り下げて書いてます。良かったらどうぞ。
長い文章を最後まで読んでくださってありがとうございます。
フォローやスキ♡いつも励みになります!また読んでくださいね^^
有料記事にはワタシの使命感的なコアな部分も書いています。
ネイルアートチャンピオン育成中:オンライン・ネイルスクールゆび姫
国際ネイル審査員 高尾 慶子
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