はやすぎる。何もかもが・・・

さっき書き上げたばかりなのに
まさかの事態がまた進んでしまった。

もうここで書くことでしか
自分を保てないくらいに
主要人物に連絡が付かない。

お腹が張り出したからまずは薬を飲もう。

昨日の夜、父に電話した。

LINEで打つのがしんどかったら
ボイスメモでもいいよと言ってはみたが
長押しすることを知らなくて
1秒とか3秒とかが4つくらい送られてきた。

頑張って送ろうとしてくれることが
すごく嬉しかった。

だから長押しすることを教えようと
それよりもちゃんと声を聞こうと思って
仕事から帰ってきて電話した。

そしたら、腹水を抜いてもらうことができず
かなり苦しそうな息づかいで話していた。

2日に一度は抜いてくれると聞いてたが
そんな頻繁には抜けないって言われたそう。

あまりにも苦しそうで電話してるのも
辛いだろうなと思って少し話して
また明日も電話するねと言って切った。

母から言われていた第一連絡先を
父の親戚にしてもらうということ。

これについても話した。

伯母に連絡がついたということで
私にも電話が来ると言われて構えていたら
父から電話がきた。

どうやら伝えた私の番号が違ったらしい。

正確にはこれが昨日父との最後の電話。

そのあと、伯母と話をした。

いつ何があってもおかしくないことも。

その電話でやはり父方の親戚は苦手だと思った。

伯母は祖母の介護で疲れてる感じだった。

とにかく親戚大切にしろだ
血の繋がりは何かあったときに大切だ
とかとか色々と言われた。

母はこういうのが耐えられなくて別れた。

今日の朝、遅刻した。

いつも通りに起きたが何だか行く気にならない。

夜にお腹が張っていたから
今日はゆっくりしようかとも思った。

気付いたら二度寝をしていて
起きたら8時だ。

電車の時間を検索して
どうするか考えながらとりあえず準備。

行くか!という気持ちになり
遅刻確定で会社に向かう。

会社に着いてエレベーターをあがり
扉に手をかけたところで電話がなった。

病院だ。

嫌な予感しかしない。

「今夜が山場かもしれません」

その場で崩れた。

もう頭の中はパニックだ。

そこから15分通話。

モルヒネも錠剤ではなく
点滴投与に切り替えるとのこと。

本人の痛み緩和優先のため
私達の到着を待つのは本人も辛いので
少しでも痛みと辛さを感じさせないように
安らかに逝けるようにすると。

私が今から行ってもコミュニケーションは
取れないかもしれないってこと。

それよりも間に合わないかもしれない。

もう本当に一刻を争う事態であると
私はすべてを悟った。

先生も妊娠してる私を気遣ってくれる。

でも、行くしかない。

お腹の子にはしんどい思いを
ここ数日ずっとさせてるかもしれない。

もう少し耐えてくれ。

多分夫ちゃんの遺伝子入ってるから
速い乗り物好きだろうし!

ホントごめんね。

電話が終わりすぐに
すべて知っている同僚に話した。

大阪帰りますって泣きながら言う私に
どうしたん!?と。

軽く事情を説明した。

すると
「すぐ行ってあげ!お金あるの?」
と心配してくれた。

財布をスラれてから
あまりお金をもっていないことも
結婚式のときに父を呼べなくなったのも
知っているほど何でも話していた人。

昨日も帰りにすごく心配してくれて
「すぐには行けないけど飛んでいくから」
と言ってくれる優しい人。

ホントありがたいです。

事情説明した後に会社を飛び出し
新幹線のチケットを取って飛び乗った。

妹に鬼電。

出るわけがない。

母も出ない。

免許更新の日だ。

タイミングが悪い。

しばらくして母からLINE。

とにかく妹を叩き起こしてもらう。

妹から電話が来る。

寝起きで事態を把握しきれていない。

用事を済ませてから行くとか
とんでもないことをいうから
間に合わんくても知らんからな
とだけ言って妹に自分で選択させた。

すると、さっき病院についたと連絡が。

とにかく急いできてほしいとのこと。

ルートを変えてタクシーで向かうことに。

今は最寄りの駅に向かっているところ。

どうなるかわからない。

本当にやばいのであれば
なんとか間に合ってほしい。

走れない体だから急げないのが辛いけど
お腹の子が一番だから。

父もそう言ってたから。

とにもかくにも行ってきます。

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