さようならこんにちは

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さようならこんにちは

stand.fmで雑談配信中のユアンです。芸術、哲学、サイエンスに興味があります 以前はテレビ、音楽業界で働いていましたが現在は新しい業界でチャレンジ中です。 https://stand.fm/channels/61682306afa93b18fcabd383

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    本の感想や、日々感じた事をまとめています。制作過程の感想や思った事等。

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血圧が200まで上がった時思った事

2年前血圧が急に200まで上昇した。普通にデスクでPCの前で作業していただけだった。私はタバコやお酒も飲まない、体型もやや痩せ型で通常の範囲。自宅の中にいる中で急な出来事だった。当時の体の状況を思い出すのは辛いので詳細はあまり記載しないとして、私は徐々に意識不明の直前にいると悟った。目の前が白くなってきて見えない。耳が塞がり音が遠くなってくる。私は落ちてしまう前に救急車を呼ぶことはなんとか出来て、浅い息を吐きながら部屋の中で倒れていた。体が痺れていた。次に私は電話をかけて家族

    • 顔で笑って心で泣く友人

      先日友人からLINEが来た。「体調が悪いかもしれない。」 私は冗談だと思って「嘘。」と返した。いつもふざけた答えしか返さないから。 「もし本当なら、熱を測って睡眠をとって誰かに連絡できるように。」と伝えた。彼は「大丈夫、なんかあったら連絡するから。」 でも2日経過して気になって連絡してみると、その後、以前の私同様、疲れ等で急に血圧が上がり、気を失って病院に連れて行かれたらしい。急な血圧上昇は記憶が落ちる。その前になんとか知人に助けを求めたと言うことだった。 私は本当だ

      • 名前のついていない海の色のクレヨン 世の中にはまだ名前のないものがある

        毎日の日課として、幾つかのネット上のニュースサイトを閲覧しているとこんな商品を見つけた。 それは「海のクレヨン」というもので「Satellite Crayon Project」というプロジェクトの一環で作られたクレヨン。 どれも地球のどこかにある海の色をしている。衛星写真から摘出された名前のない色たち。何と素敵な響きだろう。 衛星放送を手掛けるスカパーJSAT株式会社が、人工衛星で宇宙から見た地球の色を再現した、12色入りの「海のクレヨン」。そのクレヨンには緯度と経度が

        • 家族が○○電力会社で働いていることの葛藤

          今東京で節電が呼びかけられている。 実は○○電力会社で働いている私の家族がいる。10歳も離れていて、高学歴、卒業した大学の学部もりっぱな成績で卒業し、院生として活動後すぐに○○電力会社に就職した。当の本人は親からのプレッシャーも大きかったのか、叱責も多かったと思う。大学も受かり、高校を卒業してからはすぐに家を出た。私には親から逃げたようにしか見えなかったのだが、親は当人を金銭的にも支え続けた。一方で私達の思い出はほとんどなかった。私が成長し、気がついたときには本人は必ず机に

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          お願い嘘でも信じさせて お金配りは悪いこと?

          私はTikTokを見るのが習慣。そしてTikTokを見ていつも気になってしまうのがお金配りの動画だ。私は日本でお金配りがTwitterで流行っていた頃、特に何も感じていなかった。ただ受け取った側の人が幸せであればよいと。無視をして何も考えないようにしていた。考えてしまえばもっと必要な人が、、、等と色々考えてしまう。でも受け取った人は何に利用するかはわからない。親に渡すかもしれないし、贅沢三昧に使用するかもしれないが社会的、経済的貢献はしているかもしれない。とにかく考える事に意

          お願い嘘でも信じさせて お金配りは悪いこと?

          3億円以上する猿の絵NFTアートの秘密

          私はNFTアートというものはあくまでもデジタルアートの1つだと思ってきた。 それが、なんとつまらなそうなお顔をしたお猿さんの絵(Bored Ape Yacht Club)が3億円以上で売買されていると言う。 それはなぜか? バンクシーの絵だったから? いいえ AIがバグって価格が高騰したから? いいえ 猿の絵に違う意味が含まれていたから?  YES 答えは猿の絵はただのイラストではなく、このイラストを購入することにより沢山の特典を得ることができるというものだったのだ。

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          ゴリラの死生感「苦痛のない 穴に さようなら」

          私は親の仕事の影響で幼い頃から死生感が強かった。人一倍見てきた。今ロシアとウクライナの情勢が逼迫している。最近はその中で様々な映像や動画を見ており、私の中でまた1つ思い出す命があった。 それは手話を使うゴリラのココであった。1971年7月4日 から2018年6月19日46歳で亡くなった。ここで飼育していたフランシーン・パターソン博士から手話を教えられて、1000語の言葉を理解できたと言われる(一方でこの研究には論文が少ないこと、正式な手話ではなく研究者とココだけが理解できる

          ゴリラの死生感「苦痛のない 穴に さようなら」

          トンガの津波被害を受けて思い出したことー東日本大震災で支援する側とされる側ーそしてベルリン国際映画祭で見たものー

          先日【活動報告】メールを支援者の方から頂いた。当初の目標には達成したとのことでとても安心したが、トンガの方達の生活はこれからも続く。早く元どおりの生活に戻りますように。そう願うばかりだ。ちなみにトンガの支援のためのクラウドファンディングのページはこちら。今日この記事を書いている段階でまだ50日あるので、もっと支援が増えればいいなと願っている。 私は今回のトンガの津波について、色々と思い出した事があった。1つは東日本大震災の時だ。仙台は私にとって知人がいる為身近な場所であり、

          トンガの津波被害を受けて思い出したことー東日本大震災で支援する側とされる側ーそしてベルリン国際映画祭で見たものー

          私が何度も辞めようと思ったstand.fmを続ける理由

          私は少しだけstand.fmをお休みしますと宣言してもう少しで1ヶ月が経つ。配信の数を少なくして、それでも完全に止めることはせず、本当に気が向いた時だけに配信してきた。実はTwitterは昨日完全に辞めてしまった。どうしても他の興味の話題やツイート、広告が気になってしまっていた。知りたくない情報を仕入れる場合も時には役に立つが、目の疲労や費やす時間を考えるとスクロールしたり、興味ない話題を消したりする作業が面倒になっていた(Twitter社さんごめんなさい)有料でいいので、も

          私が何度も辞めようと思ったstand.fmを続ける理由

          私の祖母が最後にノートに書いた文章

          亡くなってもう何年も経過したが、母方の祖母が亡くなった時、私は葬儀に参列しなかった。ちなみに祖父の時は参加したのだが、祖母の葬儀に来ることを私の母親は拒否なのか上京している私の忙しさを優先したのか、「来なくていい」と言って拒んだ。祖母は優しかった。とっても好きな祖母だった。最後に会ったのは認知症の状態が始まってからで、数年後に施設で亡くなった。母親は葬儀で泣かなかったという。認知症が始まって施設に入るまでの間、祖母の子供(兄弟が多かった為、)過酷ではあったが交代でケアが出来、

          私の祖母が最後にノートに書いた文章

          スマホ同士が交配を試みる時

          私は定期的に幾つかの雑誌を購入しているのだが、気になった場合はバックナンバーを購入する場合もある。今回は2019年4月の月刊アートコレクターズの中で「手技×テクノロジー」という特集の中があり、大変興味深い記事があったのでここに留めておきたいと思う。 特集の中で中ザワヒデキさんについて「AIで拡張する芸術の未来」という記事があったのだが、この方が2017年から2018年に沖縄で開催、主催された「人工知能美学学術展」について語っている。中ザワヒデキさんは人工知能美学芸術研究会(

          スマホ同士が交配を試みる時

          性別を降りてアンドロイドは夢を見る

          私は、おかえりアリスという漫画にハマっている。中学生女の子1人と幼なじみの男の子2人の物語。つまり3角関係の話なのだが、ある日男の子の1人が突然消え、戻ってきた時には美少女になっているのである。そして男の子同士の複雑な恋愛感情が絡んでくる。その時美少女になって戻ってきた男の子「アリス」は「自分は男を降りた」だけだと表現するのだ。あくまでも見た目は変わったけど、中身は自分のまま。でも好きな相手は幼なじみのもう1人の男の子。 私はこの言葉にハッとした。私は女性としての感情に振り

          性別を降りてアンドロイドは夢を見る

          さようならと言わなかった私のペットロス

          私は保護猫を預かる事にした。その猫は偶然にも以前一緒に暮らしていた猫と同じ顔をしていた。 私は長い間ペットロスを抱えていた。色々な理由で連れてくるのは父親なのだが、昔ながらの考えなのか、動物達の調子が悪くなると対処療法しか施さなかった。それが私にとっては大層なストレスで、時代が違うのだからもうやめてほしいと懇願していた。 私はその小さな保護猫を抱きしめながら、過ぎていった動物達を思い出していた。彼らは何より私に命を教えてくれた大切な存在であり、もう会えなくなってから10年

          さようならと言わなかった私のペットロス