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好きな女優さんが星になった☆空から見る地球はどうなんだろう。コーヒ1杯飲んで、ため息つける時間があったなら☆まだまだ星を見上げられたのかな☆〈カフェ50〉

私が好きな女優さんが星になった。

外からは、幸せに見えた。

実際、いろいろなものを持っても居たし、先も未来がある様に見えた。

でも、自ら星になった。

空からは見えるだろうか。この星が。

どう見えているのだろうか。

人は、誰にでも辛い事も悲しい事もある。

生きて居るのも辛くなる時もある。

それでも、人は誰かに、そして何かに寄り添い寄り添われ生きている。

だけど、それでも人は自ら星になってしまう事がある。

それは、誰のせいでも無くて、誰かが悪い訳でも無い。

ましてや、本人が悪い訳でも無い。

でも、星になってしまった。

それは、たぶん誰にもわからない。

もちろん、本人でさえも。

何故なら、自ら星になるって、そんなに簡単に出来る事では無いから。

やってみるとわかる。

いろいろな感情が巡り、怖さの中で自らを守ってしまうから。

人は、必ず自分を防御する本能があるから。

だから、辛いだとか悲しいだとかだけでは星にはなれない。

だから、本当の理由なんて誰にも、ましてや本人にさえもわからないのかもしれない。

今は、星からこの星を見ているのかな。

この星に、もう少し居てくれたら良かったのに。

コーヒー1杯飲む時間があったなら、もう少しこの星に居てくれたのかな。

人は、

弱いだとか強いだとか。

優しいだとか優しくないだとか。

いろいろ言われるけれど、

誰でも弱いし強い。

優しいし優しくない。

それはすべて相手が決める事だから。

そして、

去るのも辛く寂しいけれど

去られる方はもっと辛く寂しい時もある。

相手を憎む事よりも

自分を責める方がもっと辛く寂しい時もある。

私も正直、星になりたくなった時がある。

だけど、そんな簡単に星にはなれない。

なれなかった。

ふと、天使が迎えに来てくれないかなぁなんて、思う時も誰にでもある。

でも、後で、やっぱりまだこの星に居るのもいいかなぁって思うようになる。

まだまだ、この星に私は居るんだって。

コーヒー1杯飲む時間で、ふふっとため息をついて。

ため息も、たまにはいいじゃないか。

そして、苦笑い出来るのなら。

コーヒー1杯の時間が持てたなら、もう少し、もう少しこの星に居たのかもしれないかな。

私はまだ、星を見上げて居る。

私が星を見下ろすまで、私は星を見上げて居るんだろうな。

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