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🍸〜いつものバーで、マスターが私の為に作ってくれたカクテル《うふカクテル》を〈ここで〉一人味わう瞬間〜が好き〜マスターの優しさと、私自身に逢う為に---。
いつもの馴染みのバーで、私はいつものようにカウンターの端の椅子に座っている。 今は、マスターが私の為に作ってくれるカクテルを、一人味わうのが好きだ。 ビルの地下にある、ダークなブラウンでまとめたダンディーな店。入り口はちょっと狭くブラウンの重いドアを開けると、カラン、カラーンと鳴る。 店は、広くもなく狭くもなく、木製の木目がお洒落に入ったダークなブラウンのカウンターに椅子が五つ。テーブル席が二つあるが、テーブル席には殆ど誰も座らない。 なぜかと言うと、殆どの客は、ここ
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🍀エッセイ🍀 〜60歳になったら年寄り〈老人〉を山に捨てに行く【姥捨山伝説】〈長野県千曲市〉をふと思い出した〜 知ってますか?〜〈カフェ89〉
ふと、今では60歳なんてまだまだ現役で、元気な世の中なのに、長野県千曲市に伝わる【姥捨山伝説】の1つを思い出した。 知っていますか?。 昔、国王〈殿様〉から〈働けないような年寄り〈老人〉は不要だから捨てよ〉というおふれ〈命令〉で孝行者の息子は60歳になった母親を背負って姥捨山に捨てに行ったんだよね。 途中、母親は、帰り道息子が道に迷わない様に木の枝をポキポキ折りながら登って来たのだけど、その母親の優しさに孝行者の息子は母親を捨てられず家に連れて帰って床下に隠していたんだ
闇夢さん☕《若い優秀な社員に私は期待しています》☆昔は役職に憧れ頑張って来ました。でも古い時代は終わらなければと思います♡【そして、お金は大切な、そして誰かの笑顔の為に使いたいと思います】〈カフェ88闇夢4〉
カラン、カラーン。 ドアが開いて、闇夢さんが入って来た。 日差しや風が時折なんとなく春を感じる今日この頃だけど、まだまだ寒い日が続く。 お客さんのホストの冬矢君のお店が、オープンする話からなんとなくそわそわしている。 そんな中、その冬矢君を知っている闇夢さんが入って来た。 「いらっしゃい、闇夢さん」 黒いダウンを着ている。そして、カウンターの左端に座った。ダウンは、真ん中の椅子に置いた。 「ママさん、こんにちは。冬矢君は、お店オープンしたのかな?」 「もうすぐ