「好きな野菜No.1はさといも」のわたしが、包丁で皮をむかずに味わう方法をシェアします
わたしの好きな野菜第1位は、さといもです。
とくに、おでんに入ったさといもが好き。我が家のおでん定番具材です。友人に話すとよく驚かれます。
さといもの葉っぱって、トトロに出てくるあの傘みたいだってご存知ですか。ジブリアニメではトトロがいちばん好きなわたしは、さといもをもっと推したくなりました。
とはいえ、どんなにさといもが好きなわたしでも、泥のついた皮をむくのは面倒です。
今回のnoteでは、なるべく手軽にさといもを味わう方法をご紹介します。
レンジで加熱する
①さといもをよく洗う。
②まな板の上に、さといもを横向きに起き、包丁で一周ぐるっと切れ込みを入れる。まな板の手前にさといもを置き、奥にすべらせるようにさといもを転がすとやりやすいです。
この作業は、加熱後皮をするんとむくために行います。
③さといもの表面が乾いていたら軽く水にさらす。耐熱ボウルにさといもを入れ、ラップかふたをして、500Wのレンジで5分加熱する(さといも3〜4個の場合。数や大きさによって調整してください)
④あっつい蒸気があがるのでご注意!
竹串やつまようじや菜箸を刺して、火の通り具合を確認する。
これから煮込む系のレシピに使う場合はちょっと硬さが残る程度、これが最後の加熱になる場合は竹串がスッと通るのが目安です。
レンジで加熱したさといものアレンジ紹介
1.まず試してほしい「オリーブオイル+塩」
さといもの良さをもっとも実感できる食べ方だと思います。わたしは、さといもの旬のはじめには必ず食べます。
先述の方法でさといもをレンジ加熱したあと、半分だけ皮をスルッとむき、オリーブオイルと塩をお好みの量つけて頬張ります。なんなら、一緒に食べる方がいるのであれば、むいてもらうところからやってもらいましょう。我が家はそのスタイルです。
2.さといもポテサラ
レンジ加熱したさといもの皮をむき、ゆでたまごとツナ、マヨネーズ、青のりを適量入れ、あえたら完成。
各材料の目安は、さといも中サイズ3個に対して、ゆでたまご1個、ツナ50g(ひと缶)、青のりパラパラ〜どさっとお好みで。
青のりの代わりに、多めのブラックペッパーを入れると洋風になります。また、かつおぶしを入れてもよさそうです。
さといもはじゃがいもより粘りがあるので、少なめのマヨネーズでもまとまります。
3.さといもと長ねぎのシチュー
わたしがよくレシピを参考にしている山本ゆりさんが、長ネギや白菜などの野菜や豚バラをクリーム系の料理にしているのを見て「クリームシチューの中にどんな野菜を入れても、だいたいいけるのでは」と思い、作ってみた一品です。これが当たりでした。
さといもは、「ちょっと硬さが残るかな」くらいまでレンジで加熱し、粗熱がとれたら皮をするんとむきます。フライパンにバターを入れ、鶏もも肉、ねぎに焼き目をつけて、加熱したさといもを加えます。その後は、いつものシチューを作る要領で小麦粉、水、牛乳、コンソメなどを入れて調理したり、シチューのルウを駆使して完成。
さといものねっとり感とシチューソースがよく絡みます。
番外編:さといもの皮をむかずに味わう「さといもフライ」
「さといもの皮をむかずに食べる方法がありますよ!」と、東京都・瑞穂町の多品目野菜農家 BaseSideFarmのあつえさんから教えていただき、試してみました。
作り方は、以下のレシピを参考に。
皮はむかずに金タワシでこする。わたしは金タワシを持っていないので、アルミホイルを丸めてゴシゴシしました。
こんな感じで食べやすい大きさに切って、揚げ焼きに。
揚げたてを頬張り、「なんだこれ!ふわふわで、さくさくだ…!」と新たなさといもの一面を知りました。
最後に:さといもを面倒な野菜だと思わないでほしい
泥付きのさといもの皮をむくことは面倒だと書きましたが、「さといもの調理は手間がかかるから食べない」とは思っていません。
なぜなら、今回紹介した調理法たちに出会えているから。
さといもの食べ方を決めるとき、わたしは「じゃがいも料理をさといもに置き換えたらどうだろう」と考えます。
ネット検索をすれば、さといものレシピが多く出てきますが、いつもの調理方法のままで食材を置き換える、と考えればぐっとハードルが低くなる気がしています。
冬が旬のさといもを、手軽においしく味わう方がひとりでも増えますように。
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このシリーズは、東京・瑞穂町の多品目野菜農家 Base Side Farmさんとの共同企画です。
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・のーかるバザールさん
・TKG(東京キッチンガーデンマーケット)羽村 富士見公園無人販売所
(火曜、水曜、木曜10時-16時半)
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