今回私はオーストラリア ブリスベンの山奥にある Dhamma Rasmi の10日間コースに参加しました。 今回で3度目の参加で、初の海外コースでした。 去年はロンドンで在学中だった為受けることが出来ず 一年以上間が空いてしまいました。 率直に言うと 今回は結構しんどかった。 しかし新たな実りと種に また沢山出会うことが出来て ここまで来て、本当に良かったなと 日々感じていました。 前回までのコースについては、Instagramのハイライトに 少し載せてあるので 興
今回3回目となる、Vipassana Meditation center Dhamma Rasumi についての経験をnoteに綴らせていただきましたが、 今後は自分の訓練とためにもコースに参加した経験を載せたりすることはしないかもしれません。 ですが、今後もこの瞑想の修行は続けて行きたいと思っています。 この瞑想が精神的な苦痛で悩んでる人の少しでもの希望となれば嬉しいです。 長い文章お読み頂きありがとうございました。 生きとし生けるものが幸せでありますように B
コースの10日目に、 一生懸命修行した自分に塗る 薬草のような意味合いで、 「慈悲の瞑想」を習います。 私が幸せでありますように 私が怒り・憎しみ・敵意や悪意から解放されますように 安らぎと調和を得られますように 真の自由を得られますように 私が幸せでありますように 生きとし生けるものが幸せでありますように 小さいものも、大きいものも、 近くのもの、遠くのものも、 目に見えるものも、見えないものも 全ての生きとし生けるものが 怒り・憎しみ・敵意や悪意から解放され
今回見つけた自分の執着が一つあり、 何年か前、瞑想を初めて間も無い頃に、 瞑想してることをある人に話したら 「ちょっと頭のおかしいスピリチュアルな子」 という感じで笑われ、馬鹿にされたことがありました。 私自身そんなに気にしていなかったし、 もう忘れていたはずなのに、 瞑想中なぜかその記憶が蘇りました。 おそらく気にしてないつもりでも、 その時は気にしてたんだと思います。 ですが、これから瞑想を始める人や 最近始めたという人に絶対に伝えたいのは、 もしこれから先
少々悲観的に聞こえますが、 これは私が好きな Vipassanaの言葉の一つです。 人間にとって最大の苦しみは死で どんな生き物であっても 老いに抵抗することは出来ず 死なない生き物はいません。 草木もやがて枯れます。 だからこそ命と言うものは美しく、 皆が平等にこの苦しみを持っています。 苦しみから解放されるにはこの真理を受け入れること。 苦しみはそこにあると受け入れた時、はじめて そこにある幸せにも気付けるのかなと、 思いました。 もしも器に入った高級な油を、
この瞑想センターでは、殺生しないという決まりがあるので 虫がいても、それがたとえ害虫、ゴキブリでも 殺すことなく、専用の道具を使って外へ逃がします。 私は幼少期からクラシックバレエを習っていて、長い間その道のプロを目指して来たのですが、そのスタジオは山の中にあり、よく虫が入ってくることがありました。 厳しくも愛のある先生だったので、 「虫を一発で取れない人はバレエが上手になりません!」と いつも仰っていました。 たしかにスタジオ内に蛾が入ってくると、 女の子たちは騒ぎ出
「無常」と聞くと なにか難しく古い概念だったり、 スピリチュアルや仏教国の言葉 のように聞こえます。 私も以前はそんなイメージでした。 ここでは、「無常」という概念を 正しく理解することが、どうやら鍵になるようです。 この10日間コースでは、 1日の終わりに講話の時間があり 「無常」という この世の真理について、頭で理解していきます。 真理とは、(本当のこと、真実の道理) という意味を指します。 少し自然学・物理学的な話になるのですが、 あまり構えずに聞いてもらいた
3日目辺りから物凄い雨が降ることがあり、 山の天候の変化を感じた。 オーストラリアとはいえ 山奥なので冬は寒く、 氷点下を越えることもあるそう これはyogaの先生に教わった話なのですが、 もし雨や低気圧の日に 偏頭痛や体のだるさ、眠気などを感じたら 食用の植物性オイル(無臭のもの) で ・うがいをする ・少量手に取り耳をマッサージする これらを試すと、喉と耳に膜が張られ、 偏頭痛などの症状が緩和されるそうです。 実際に私もこれを思い出して 食堂にあったオリーブオイ
ここでの心の汚濁 と言うのは 過去に反応してしまった 嫌悪や憎悪、渇望や執着 という意味で 聖人や善人になりなさい、という話ではありません。 今回の10日間で、教わり 私が改めて理解したことを書いていきます。 自分に悪いところ(心の汚濁)を見つけた時 自分の悪いところに出会ってしまった時は、 自分を責めたり、「自分は嫌な人間なんだ」と思わず まずはその心の行いを観察してみます。 追い出そうとしたり、否定したり または肯定して 更に燃料を注ぐこともせず、 まずは
4日目にそれまでの 呼吸を観察する アーナパーナ瞑想から 本格的に身体全体を観察する ヴィパッサナー瞑想に移り、 ますます心が研ぎ澄まされ クリアになってくるのを感じる。 7日目の朝いつも通りに am4:30から瞑想ホールで瞑想を始めると なぜか全然集中が出来ない その原因は 遠くの方で聴こえるヴォーーーンといった音、 遠くで走ってる車や、ヘリコプターや飛行機の様な音 何かはハッキリとしないけど、 とにかく機械工事音が聴こえてきて凄く気になってしまった。 私は職業
ここに来て驚いたのは さすが自然大国オーストラリアで 20匹程の野生のカンガルーが 敷地内に生息していたことです。 瞑想ホールへ向かう道の真ん中で座っていたり、 私たちが食事の時間になると 必ず彼らも食堂の前に集まってきて 草を食べ始める 千葉や京都のセンターでも 小動物やイノシシがたまに出ることはありましたが ここまで賑やかなのは オーストラリアならではです。 四六時中、鳥や虫も鳴いていて 京都や千葉の方が どちらかと言うと、修行ライクな感じがしました。 オーストラ
" やっぱりここに来ると 自分の見えない執着と 向き合わなければならない ここに来ると隠れていた 心の汚濁が浮かび上がってきて それに気付く 向き合いたくないのに 考えたくないはずなのに 浮かび上がってくる " こんなことを初日に考えました。 初めてこのコースを受けた時は散々だった 明らかに執着心のあるものから、 謎な昔の古い記憶まで、色んなメモリーが 頭の中でひたすらお喋りしていて 涙が止まらなかったりした。 でも 何としてでも反応しちゃだめ 「大きな呼吸を一度し
夏のコースを受けたのは初めてだったのですが 想像以上にしんどかった。 私は暑さには強いタチ だと思っていたけど 32,3℃の蒸した気温で なかなかじっとすることが出来ない。 瞑想ホールにエアコンは4台あったけれど 稼働されることはほとんどなかった とにかく汗が滴る 集中出来ない しかし、その汗すらも 「観察せよ。反応するな。」と いうものだから 最初は本当に「マジか」と思った 朝4時に起きてシャワーを浴びて スッキリしたのに その30分後、瞑想を始めると 途端に汗だ
基本は、 朝 オートミール・パン・ご飯 があり グルテンフリーや玄米も選べます 昼は パスタやカレー、フムスやガンボライス 野菜で作ったパイやケーキ など Australiaの太陽の恵みをいっぱい受けた 野菜やフルーツ、蜂蜜がとても美味しかった ここにいる間は、生き物を殺さないというルールがある為 お肉やお魚は出ません。 前回奉仕者として参加した京都のセンターでは センターマネージャーが 元料理人の方だったこともあり 京野菜や京豆腐を使った美味しいご飯を頂きました。
vipassana(ヴィパッサナー)瞑想とは 2500年前にブッダが提唱した瞑想法で 当時の言葉で「洞察」という意味を表します 後にブッダとなる “ゴータマ=シッダッタ“ は 大自然の中の 木の下で生まれ 五歳になった頃その木の下で 自分自身の呼吸を観察し始めました。 そして35歳になった時、 この瞑想を経て 完全な悟りに至り ブッダとなりました。 そして慈悲の気持ちから、 この瞑想法を人々に伝え始めたのです。 人は常に 外側の世界だけを見ており、 何か問題があったとき
近年では注意欠陥・多動症(ADHD)に 悩まされる大人が、かつてないほど 増えていると言われています。 数にして表すとADHDで悩む大人が 世界で 約3億6600万人とされ、 これは米国の人口とほぼ同じであることを意味します。 その要因として疑われているのが ネット社会からなる デジタルメディアが 脳に大きく負担をかけている、ということです。 これに関しては、 実は私も当てはまり 瞑想を始める前までの、自分の愚かな行動に 何度も何度も落ち込んできました。 酷い時は、家の