ねぇ。【六本木ヒ〇ズ】最上階《賃貸料月4桁》からの景色は、まるでスーパーミニチュア☆確かに何だか凄いよね☆でも、あの紳士はもっと---☆【アユレム】
僕は、有名?な《六本木ヒ〇ズ》最上階の賃貸料が月4桁だって聞いたんだよ。ビックリしちゃって。( 違ってたらごめんね )
個人なのか企業なのかわからないけど、凄いよね。
4桁って言うから、お金が良くわからない僕は、有名だから〈9900円〉かと思ったら、その後ろに〈万〉が付くんだって。( だよね)
さすがに賃貸料〈9900万〉はないだろうけど〈1000万〉ぐらいって事かなぁ?。
それでも凄いよね。
でね、その最上階から覗いてみたんだよね。下を。
スーパーミニチュアだね。まるで。
車はスーパーミニカーだし、
人間は蟻みたいだよね。
まさしく怪獣映画の世界。
怪獣が足で踏みつけたら、簡単に家も車も人間も潰されちゃうよね。
ちっぽけだよね。上から見ると。
何もかも。
1ヶ月の賃貸料が、普通の家庭の年収以上なんだよね。
持ち物は、ほとんど高級ブランド。
欲しいものは、ほとんど手に入る。
お金を気にして買い物はしないだろうね。欲しい物は直ぐ手に入る。
好きな車は何台も持って。
好きなバックは何個もあって。
好きな場所には、いつでも行けて。
富裕層の人達は、お金に困る事は無いんだろうね。
それでも、もっともっと欲しいのかなぁ?。
コロナで、国民みんなに〈10万円〉。
どれだけの人が救われたか。
でも、〈10万円〉で、どれだけ暮らせるのか。それでも、ありがたかった。
嬉しかった。
それでも、同じ〈10万円〉でも、
生活の足しに出来た人達。
別に今は大丈夫だから貯金した人達。
ちょっと贅沢?に旅行や外食、買い物をした人達。
それは普通の人かなぁ。
でも、富裕層の人達もちゃんと〈10万円〉は貰っているんだよね。
確かに。
お金は、大切だし欲しいからね。
誰でも貰うのは当たり前だから、
《人類皆平等?》だからね。
☆☆☆
僕ね、ちょっと昔のたまたまあった、ちょっと高級な居酒屋を覗いたんだよ。
何となく普通の紳士な男性が、帰りのお会計の時に言ったんだよ。お店も閉店近かったからね。
「ちょっと、嬉しい事があってね。今居るお客さんの会計もここから出して貰えるかな」
そう言って、100万円の札束を置いて行ったんだよね。カードじゃ無理だから現金で。
レジの女の人は、あたふたしながら店長さんに話したんだよ。
そしたら、店長さんとその紳士な男性が話していてね。それで、店長も何だか納得したんだけど。
後で聞いたら、本当に普通の人だったんだよね。それしか教えて貰えなかったみたいだけどね。
それからだよ。
その紳士な男性が帰ってからのお客さんの会計はみんな〈0円〉でしょ。
そりゃ、みんな驚くよね。
「あの、どなたが」
「本当にいいんですか」
そりゃ、聞くよね。
だけど、その紳士な男性が言ったんだよね。
「私の事は言わないで下さい」
って。
一応、〈お客さんが支払ってくれました〉とは伝えたんだけどね。
みんな
〈そんな〉
〈大丈夫なんですか〉
〈どなたか教えて下さい〉
いろいろ言っていたけど、本当に感謝して居たよね。
僕ね、ちょっとその紳士な男性を覗いてみたんだよね。
本当に、普通の人だった。
退職金が入ったみたいなんだよ。だけど、今までの人生の中で、辛い時、諦めた時にお酒に溺れ、居酒屋やそんな場所で一緒に飲んでくれた人達に救われたみたいなんだよ。
今は、その時の人達はどこにいるかわからないけどね。
その感謝だったみたいだよ。
それでも、退職金だってそんなには貰ってないのに〈100万円の札束〉はビックリしたよね。
本当の話だけどね。これは。
本当に、そういう人も居たんだよね。
お金って、いろいろな姿を見せる不思議なアイテムだよね。
因みに、その紳士な男性は、それからそのお店にはもう来なかったみたいだよ。
《六本木ヒ〇ズ》かぁ。
憧れるのかなぁ。やっぱり。
でも、
少しでもお手頃な食材を探したり、メニューを考えたり、
それも、楽しいんじゃないかな。
上ばかり見るのも、首が痛くなるし。
でも、やっぱり《六本木ヒ〇ズ》とか高級マンションとか憧れるのかなぁ。
でも、ちょっと過去を覗いて見ると、昔ほど高級な物や贅沢な暮らしを羨ましがる人が、今は減ったよね。
関心が無くなったというか。
自慢したい人達には、ちょっと寂しい世の中になったかな。
だから、自分からアピールしなきゃならないんだろうね。
昔の、本物の富裕層は、静かに下を見ては降りて来て同じ目線で見てくれて居たみたいだよね。時に手を取って耳を傾けてくれて居たみたいだよね。
今も、そんな本物の富裕層は居るのかな。
じゃ、またね。
☆☆☆