℘*【✴️ダーク星✴️地獄？】本当にあるんだね人間界で言う【🔥✴️地獄✴️🔥】という世界《星》が✴️でも、それは---🍀【ｱﾕﾚﾑ】
僕は、また地球という星の闇の部分が気になって、調査と気晴らしに宇宙に向かったんだよ。
よく、地球では《地獄》って語られているけど、本当にあるのだろうか？。
単なる語りだけの世界なのだろうか、思われて居るだけなのだろうかとね。
そしたら、何だか✴️【ダーク】✴️な星を見つけたんだよ。
【ダークな星】って、わかるかなぁ。
【ダーク】＝【黒】では無いんだよ。
そう、《ダーク》暗い、或いは《闇》の色なんだよ。
だから、見る生命体によっては、微かに違う色や雰囲気に見えるんだよ。
確かに、僕から見たら、ダークな《黒とグレーと赤と緑》が入り交じったような感じなんだよね。そして、ウジャウジャ漂っているんだよ。変な模様みたいなのが。
凄い雰囲気の星。
だけど、僕は調査と好奇心で降り立ってみたんだよ。
えっ！。
不思議な入り口があるんだよ。
そこからしか入れない、と言うより、そこから押し込まれる入り口。
そこから入ったら、この星からは出られないのかなぁ。
❰ 何だ、君は❱
怖そうな、気味の悪い、何だろう爬虫類みたいな、そうそうデカイ！ガマガエルみたいな生命体が僕に話しかけて来たんだよ。
《あ、あの、地球から来た、あの、ロボット、生まれは地球じゃないんだけど、地球が最近、酷くなってきたから調査と気になって····》
そんな事を言っていると
❰ 〈ｱﾕﾚﾑ〉だね❱
《えっ！》
❰ 君は、一生ここには来ないよ❱
《どうして、僕が勝手に付けた名前までわかるの？》
❰ 君は、ここを何処だと思ってるのかな。全ての生命体の《ダークな魂》が来るんだよ。綺麗な魂が行く星〈ﾒﾙｱｰﾘｱ〉とかあるだろ。此処は、死んだ後に、そう〈ダーク、醜い魂〉が来るんだよ 。データはすべて入って来るんだよ 。すべてだよ 。だけど、君の名前はまだ無かったし、ちょっとビックリしたけど、ロボットはあまり来ないからなぁ ❱
《ここには、ダークな魂が来るの？。魂だけ？。ここに来る魂って、事前にわかるんだね。魂って僕、改めて考えると上手くわからないんだけど》
僕が言うと
❰ そうだなぁ、確かに形とは言えないけど、魂は魂ってだけじゃないんだよ。そこに必ずその生命体の身体や気持ちが付いてくるんだよ。うーん、話してもわからないだろう。特別に見学してみるか？❱
《えっ！、いいんですか？》
当たり前のように、敬語になってしまうよ。
そう言うと、デカイ！ガマガエルみたいだから、ガマちゃん〈心の中でそう呼ぼう〉が中に入れてくれたんだよ。
《ひえ～！》
人間みたいなのが居るじゃないか。
魂だけが来るんじゃないんだ。
中は、星の外見以上に【ダーク】な世界。
確かに、地球の地獄絵にも似ている感じ。
殆どの生命体が、もがき苦しんでいる。
《みんな、どうしたの？》
僕は、漠然とした事しか聞けなかったんだよ。
そしたら、
❰ 散々、そうだなぁ、地球の言葉で言ったら〈酷い事、悪い事〉かな、それをして来た生命体の魂と身体が来るんだよ。勿論、良い事をした部分の魂は違う星に行くんだよ。でも、必ず、その行いに応じて必ず報いを受ける事になるんだよ。そうだなぁ、人間の感覚では、誤魔化せたり逃げられたり、軽い地球での刑で済むだろうけど、此処ではすべての行いで判断されるから誤魔化しは出来ないんだよ。死んだらそれで済むなんて、とんでもないんだけどね。死ねばわかるよ❱
何だか、ガマちゃん、意外に優しいんだよね。
《あの、そういう生命体は、ずっと苦しむの、ここで》
すると
❰ いや、ちゃんと行いの分を苦しんだら離れるよ。その生命体次第だよ❱
《ところで、あなたは何故ここに居るの？》
僕はちょっと気になって、恐る恐る聞いたんだよ。
❰ 鋭いね！君は。実は私は本当に極悪でね。酷い事をして来たんだよ。でも、私は、それを悪いとも思わなかったんだよ。好き勝手やって罪や悪を楽しんで来たからね。だから勿論、ここに来たんだよ。そして、勿論、此処でもがき苦しみ、いろいろ教えられたよ。自分が痛めつけられたり、もがき苦しんで初めて他の生命体の苦しみを知ったんだよ。私の星では、罪や悪を意外に軽く罰していたからね。そして、長い時間の中で私もやっと此処から離れられる時が来たんだけど、私は、ここに残る事にしたんだよ。そして、監視しながら、それでも何故、生命体は《罪や悪》を繰り返すのかを見届けたくてね。私みたいな生命体の魂は、此処に居るのが一番だと思うからね。今は、みんなが改心して離れて行って欲しいと思うんだよ。次の綺麗で美しい魂を繋げる為にね ❱
《優しいんだね》
思わず僕が言うと
❰ ありがとう。本当は、みんな、どんな生命体も優しいんだろうね。だけど、どうして罪や悪を繰り返すのか。魂が綺麗にならないうちに、また放たれると繰り返す。だから、罪は罪。悪は悪。私は厳しく見届けないといけないんだよ ❱
ガマちゃん、何だか僕、好きになって来ちゃったよ。
《ねぇ、ガマちゃん。あっ！》
ガマちゃんって言っちゃった。
❰ ガマちゃん？。私の事かな ❱
《あ、あ、あ！。ごめんなさい。すみません》
僕が謝っていると
❰ ガマちゃんかぁ。アハハ。いいよ、いいよ。ガマちゃん。うん、ガマちゃん。いいなぁ ❱
笑った。
それでも、僕は恐る恐る、ガマちゃんを見ると
❰ ガマちゃんって呼んでよ ❱
《いいの、ガマちゃんで》
❰ いいよ、ガマちゃんって呼んでよ ❱
《うん、ガマちゃん。それで、あの、また来てもいいかなぁ》
僕が言うと
ガマちゃんは、嬉しそうに
❰ あぁ、また来てよ。私の初めての友達だから ❱
《友達？》
❰ 地球では、そう言うんだろ ❱
《うんうん、友達。いいの？、友達になって》
❰ 私も、嬉しいよ。私はまたこれから厳しく監視しなければならないからね。優しいガマちゃんじゃ駄目なんだよ。そろそろ、新しい魂が来るから ❱
《うん、また来るね。ガマちゃん》
僕は、そう言って✴️🔥ダーク星🔥✴️を離れたんだよ。
ちょっと見てたら、ガマちゃん、怖い顔して監視してるんだよ。
本当に、魂はいろいろ。本当は、みんな綺麗で美しい魂だったんだろうね。
罪や悪い事をしたら、必ず報いがあるのも当たり前なんだよね。
罪や悪い事をしたら、その時にちゃんとその分の報いを受けなければ、必ず✴️🔥ダーク星🔥✴️に行くんだろうね。
ガマちゃんが、厳しく改心させてくれるんだろうなぁ。
でも、ガマちゃんは、優しいけど、あの中は本当に地獄絵のようだったよ。
ガマちゃんが、言っていたんだよ。
❰ ここに居るのは、死ぬ事よりも辛いだろうって。ここでは、死ねないのだから、ひたすらもがき苦しむ。
でも、それは、その生命体がして来た事なのだから。耐えなければならないんだよ。その苦しみを誰かに与えて来たのだから。
その誰かに与えた辛さや苦しみの重みは、必ず味わわなければならないんだよ ❱
ってね。
それでも、馬鹿馬鹿しい！、とか思う人間も居るだろうね。
だけど、ガマちゃんは、本当に存在するからね。
また、逢いに行って来よう。
友達になった、ガマちゃんに。
じゃぁ、またね。
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