「丹波山村」でしかできないパフォーマンスショーを創る①
第1章〜丹波山村との出会い〜
「ココでしかできないパフォーマンスショーを創りたい」
これが私の目標です。
(その理由はコチラ)
その第1回として企画を進めていたのが「丹波山村」でした。
東京都の奥多摩駅からバスで50分のところにある山梨県の村。
「関東で1番小さな村」とされる人口500人ほどの村です。
企画が始まったのは、今から1年半前である2022年の冬。
丹波山村を初めて訪れたのは大学1年の時、コロナウイルスが始まった2020年の夏に高校の友人から、
「丹波山村で大学生が地方でリモートをしながら生活できるか実験台になってほしい」と突然誘われたことから始まりました。
コロナ期間を逆手にとって、大学生が丹波山村に住めるようにする企画。
NPO法人小さな村g7サミットに参加していた友人が丹波山村に行き来しているときにそのような話になったそうです。
私は当時まで4日以上の長い滞在をしたことがなかったので、正直かなり不安でしたが、丹波山村に着いて当時の役場の総務課長に挨拶しに行くと、気さくに話してくださり、そのまま村内を車で一周しながら丁寧に村内の地理を説明してくださいました。
それから村の観光を盛り上げている方も加わり、
「明日は何をしようか?」
「何ができたら面白いか。」と初日に計画をたて、
ある日は生け簀の中で網を使って鮎をとったり、
次の日には鮎をさばいて、冷凍パックにするお手伝いをしたり、
その次の日にはすべり台の管理人を任されたり、
別の日には釣り堀の管理人を一緒にやったり、
お昼や夜ごはんの食事に誘って頂いたり、
仕事の賄いとして鹿のローストビーフを作って下さったり、
民泊を営んでいるご夫婦のお家に招かれて、丹波山村の地元の美味しい料理をたくさんいただいたりと
村に住んでいる方々ともいろんな話をして、村内の人々の温かさをものすごく感じました。
丹波山村の夏の朝と夜は涼しく、村の真ん中に流れる丹波川の水の音や
丹波山村の魅力を間近で実感し、毎日が新鮮でとても濃い日々を過ごしました。
「丹波山村で大学生が地方でリモートをしながら生活できるようにする」というのは最終的に実現には厳しい状況になりましたが、私にとってあの10日間の丹波山村の滞在は、心の記憶に残るものでした。
今でも「帰りたい」と思うほど、わたしにとって丹波山村は第二の故郷のような存在です。
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