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ウィル・スミスに対する賛否両論

わからない。
私が無知で未熟なのか、
まったくもって理解が出来ない。

今更感すらあるこのタイミングではあるが、
アカデミー賞での騒動に言及させていただく。

この騒動での論点は「暴力」行為にある。
読んで字の如く「暴れる力」は決して賛同できない。

でも、どうだろう。

日米に於ける文化の違いはあれど、
誰がどう見てもクリス・ロックの発言が全て。
あの発言が無ければ心を傷つける人はいなかった。

侮辱という選択で会場の笑いを誘った浅はかな思考、
またあんな発言で実際に笑ってしまう会場全体の民度、
全てが稚拙でレベルの低いものに見える。

ウィル・スミスも聞いた瞬間は笑っていた。
でも、それこそが人間味ではないだろうか。
会場の笑いに反して不機嫌な顔はできないし、
ましてや人前に出る職業であれば尚更だろう。
笑ってしまった自分に恥じたぐらいではないか。

心から望んで率先した「暴力」ではなく、
妻の尊厳を守るための「防力」だったはず。


騒動の論点は本当に平手打ちの有無が重要なのかな?

「人を傷つけてはいけません。」
「人を侮辱する行為はいけません。」

小学生でも分かることなのにね。残念。

私はウィル・スミスのファンでも何でもない。
ただ、同じ男として立派だなと感じたのも事実。
彼の今後の活躍と幸せをこの極東の地から願いたい。

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