7ページ目「アートは思考を豊かする」話
「アートは思考を豊かにする」
本気で思っています。
いや、確信していると言っても過言じゃありません。
僕はアート鑑賞が好きなのですが、とりわけ「フィンセント=ファン=ゴッホ」の虜です。
ゴッホの作品を見るために週末金曜仕事終わりに飛行機飛び乗り東京の上野へ。
大学の卒業旅行先はニューヨークにあるMoMA(Museum of Modan Art)でした。
数多くの中で一番好きなのは「星月夜(the strayy Night.1889)」
ゴッホ代表する作品の一つです。
SMAPでいうところの「世界に一つだけの花」
ONE OK ROCKでいうところの「完全感覚Dreamer」
King Gnuでいうところの「白日」
でしょうか。
yu-ya的「星月夜」の鑑賞ポイントは二つ。
(1)ゴッホは心を病み精神病院に入院中であり病室で描いたこと
(2)実際の風景ではないこと(ゴッホの作品の多くは実際の風景や物を描かれている)
上記の2点を踏まえた僕の答えは、、
「ゴッホは現実逃避をしたかった」
ゴッホは生前全く評価をされず、友人のゴーギャンとの共同生活は破綻。経済的に支援支援し続け心の支えでもあった弟のテオも結婚し、子も生まれました。
酷く孤独を感じていたと思います。
大きく揺れ動く心を落ち着けたいから静かな夜を描き、現実から逃げたかったから実際の風景ではない絵を描いたと思います。
ただ、
「自分のネガティブな感情をさらけ出せるのは強い人の証でもあるし、人の痛みを深く知っているから優しい人なんじゃないか。」
と強く思うのです。
「星月夜」はゴッホ自身の
人の痛みに寄り添える優しさと、自らの感情を生々しくさらけだせる強さが溢れている絵だと思います。
以前のブログでも
「プライバシーの暴露は共感を生み、その共感を人は面白いと言う」
と書きました。
まさにゴッホの作品も同じことが言えると考えるのです。
同じ作品を鑑賞してもその時の年齢や置かれている状況が異なると違った感情を抱くはず。
いや、違いない。
自ら調べて「ああなんじゃないか」「こうなんじゃないか」
と思いを巡らすことは、アート鑑賞意外にも応用ができると思うんです。
相手が今どんな状況か、どんな気持ちなのかを推し量れる事ができれば、
想像できれば、傷付けるような行動や言動は絶対にしないと思います。
生命維持には必要不可欠とは言えませんが、
社会で活きるためには「アート」の力は必要で不可欠だと思います。
早く美術館行きたいなぁ。
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