3ページ目「HIPHOP-サンプリング編-」のお話
今回はヒップホップのお話です。
最近Creepy Nutsが好きになり、M Cラップバトルにも顔を覗かせています。
そこで、思ったのです。
そもそもHIP HOP とはなんだろう?
【ヒップホップとは】
ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティ、の4つの構成からなるカルチャーの総称で、今では音楽のジャンルとしてさすことも多いようです。
ヒップホップには他の音楽ジャンルとは異なる独特の楽曲制作方法があり、実は制作手法は普段耳にする音楽に使用されていると気づいたのです!!
【サンプリング】と【韻】について僕なりの解釈を綴ってみました。
(※【韻】については次のページにて綴ります)
【サンプリングとは】
既存の曲の歌詞や音楽の一部を引用して新たな音楽を創作するHIPHOP独特の作詞作曲の手法のようです。
サンプリングによる楽曲制作とは僕のイメージで卒業論文。
卒業論文を書いたことがある人はわかると思いますが、既存のデータや資料を使って自分のオリジナルの考えに説得力を持たせますよね。
サンプリングには論文のように出典を記しませんが、ただ、いわゆる「パクリ」とは大きく異なると思います。
パクリは悪意。サンプリングは敬意。
最近の曲で、HIPHOPではない楽曲でサンプリングの手法が使用されていることに気付いてしまいました。。
それは、Adoの「うっせぇわ」です
Aメロの歌詞ですが
ちっちゃな頃から優等生 気づいたら大人になっていた
ナイフの様な思考回路 持ち合わせる わけもなく
どこかで聞いたことがると思った人の頭の中で流れた曲は、、
チェッカーズ「ギザギザハートの子守歌」
ちっちゃな頃から悪ガキで 15で不良とよばれたよ
ナイフみたいに尖っては 触るものみな 傷つけた
「うっせぇわ」の作詞作曲はSyudou さんという方です。音楽的バックボーンの詳細は分かりませんが、サンプリングを駆使している点からヒップホップ好きなんだろうと思います。
ただ、ヒップホップを知らず、楽曲の制作手法としてサンプリングを活用したとしたらSyudouさんは素晴らしくクリエイティブな方だと思います。
そうはいっても、
「サンプリング?そんなの知らんし。チェッカーズのパクリじゃん」
と思った人もいるでしょう。
きっとパクリという非難に対して綴ったと思わせる歌詞が最後の方にあります。
「二番煎じ言い換えのパロディ うっせぇ うっせぇ うっせぇわ 丸々と肉ついたその顔面にバツ」
爽快な楽曲で僕は大好きです。
次のページでHIPHOPの【韻】について綴ります!
-3ページ目「HIPHOP-サンプリング編-のお話」終わり-