最近聴いてる曲 6月のYU-TO`s レコメンド
どうも皆さん、YU-TOです。
自分も何だかんだでミュージシャンなので、そこそこ敏感に新しい音楽をチェックしている方だとは思うけど、界隈で話題になっている全てのリリースをチェック出来ているのかといったらそうでもない。
というか、もうこのストリーミング全盛時代は自分の知らないうちにそこかしこで素晴らしい音楽がごく当たり前にポンポン産み出されているものだから、ちょっと調べてみると、すぐにカッコ良い音楽が見つかってしまう。
こういった簡単に音楽が聴けるような状況に苦言を呈する人もいるが、自分はどちらかというとその恩恵を喜んで享受している側の人間。
使えるものは使っていきましょうよ、別に無料で音楽をせしめてるわけではないのだし。
そんな、日々新しい音楽に出会ってはニヤニヤ1人で聴いている日々を過ごしている訳だけど、自分にはせっかくこういうnoteという表現の場があるのだから、最近聴いている曲を紹介する軽めなシリーズ記事を定期的に発信して、皆さんと良い音楽をシェアしていくのも良いのかなーと思いまして。
"レコメンド" 的な感じのやつね。
あんまり数紹介しても仕方ないので、3作くらいに絞って1つ1つを少ーし濃いめに紹介する形で、やっていこうかなと考えている次第。
まあ、いつまで続くか分からないけど(笑)。
さてさて、今回紹介するラインナップは
Sheppard 『Brand new』
Sable Hills 『DUALITY』
James Ivy 『Peace Sounds』
の3作品。
まずは、Sheppard『Brand New』
ここ最近、"Shazam" という、街中などで流れてる曲を認識して誰の何の曲なのかを教えてくれて、しかも配信サイトのリンクまでつけてくれるという便利過ぎるアプリをよく使っているのだけど、それで見つけたのがこちらの曲。
とあるバーでビールを飲んでいたら、めちゃくちゃ自分好みな曲が流れてきて、「これは!」と思いその場でアプリを起動して調べてみたら、"Sheppard" というオーストラリアのアーティストであることが判明。
3兄妹によるユニットで、メジャーデビューも果たしていて、ざっと見た感じ割と有名であるらしい。
本当に「これをポップと呼ばずして何と呼ぶんだ?」と言いたくなるくらいにキャッチーな曲調で、弾けたフィーリングが聴いていてクセになる
a-haの "Take On Me" 的なテンポ感が懐かしいレトロな雰囲気も漂わせていて、SOULの息吹を感じるメロディは、どこかFall Out Boyを思い起こさせたりも。
男性Voと女性コーラスの掛け合いが良いスパイスになっていて、これからの季節にピッタリな爽やかなナンバー。
照りつける快晴の下で、この曲を聴いてビール飲みながら海を歩きたい。
お次はSable Hillsの『DUALITY』。
曲ではなくアルバム単位での紹介だけど、これがなかなか素晴らしい。
00年代メタルコア直径なサウンドではあるものの、ギターメロディの "クサさ"はピュアメタルからの影響が感じられて、巧みにストップ&ゴーを繰り返したり、合間にスネアのゴーストを頻繁に入れてくるブレイクダウンのアプローチはdjent的とも言える。
アルバムの冒頭を飾る『The Envy』は、今後の彼らの名刺代わりになるであろう1曲で、ライブでのシンガロング&モッシュ不可避な"Japanese Metalcore Anthem" とも呼ぶべき鮮烈さ。
最後のブレイクダウンで、"ドゥーーーン!!" と音が割れるくらいのサブドロップをカマしたくなったのだが、もう流行らないか(笑)。
中盤に聴ける『Snake In The Grass』も鬼ヘヴィで大変よろしく、サビのメロディの何とも言えないエモーショナルな浮遊感がめちゃくちゃカッコ良い。
オーストラリアのFeed Her to the Shark的なメロディの入れ方と曲調で、こういうスタイルって最近意外と見かけない気がする。
ってかRict君、歌上手過ぎじゃね?(笑)。
夏には世界の名だたるフェスで、AS I LAY DYINGやDarkest Hourといったレジェンド達との共演が決まっている彼ら。
自分達が憧れてきたことに対する究極の事実を手に入れに行こうとしている彼らが、今後どんな活動を展開していくのかが楽しみでならない。
そして最後はJames Ivyの『Peace Sounds』
なんか、前回の記事でもJames Ivyを紹介した気がするけど、もうそのくらい彼の音楽にどハマりしてしまっているんですよ、わたくしは。
過去曲もことあるごとに聴いてるし、これもリリース知った瞬間歓喜して、青になった信号無視してその場ですぐにダウンロードして聴き入ってしまいましたからね(笑)。
今回はオルタナティブというよりかはエレクトロに近いサウンドだけれど、その美しいメロディは健在で、曲名通りのピースな気持ちに包まれる優しい1曲。
本当に、この人の歌声は何でこうも最高なのだろうか?。
綺麗で繊細な声なんだけど、弱々しさを一切感じさせない声質で、決してメジャーになり過ぎない良い意味でのアングラ感も持ち合わせている。
最初に紹介したSheppardは、メジャー感のある文句なしのポップサウンドなのに対して、James Ivyは明るくてもどこか影があるポップさで、その絶妙な立ち位置加減がアーティストとして本当にカッコいい。
こういう、地味だけど味わい深い曲を書くアーティストが、しっかりと生き残れる時代になっていってくれたら良いなぁと切に思います。
結構ツアーやってるみたいなんだけど、何かの間違いで来日とかしてくれないものか、、、。
絶対観に行く。
こんな感じパパッとレコメンドしてきましたが、また来月も出していきたいと思います。
まあ、もしかしたら良い曲やら作品に出会えたら、月2回以上投稿してしまうかもしれないけれど(笑)。
気になるアーティストがいたら是非是非チェックしてみてください!。
ではまた!。