【詩】ずっと頑張ってきた心

他人ひとと比べて
頑張れない自分を嫌いになった

頑張っても頑張っても
うまくできない自分に嫌気がさした

どこまで頑張ればいいんだろう
つぶやいても
高い空は、答えてくれなかった

前を向くことすらできず
目を閉じたら、消えられる気がして

頑張っても、うまくいかないのなら
頑張るのをやめればいい

頑張らなくても上手にできることを
これからは、すればいい

もう十分、頑張ったんだから

当たり前のように、キミは言った

ずっと頑張っていたボクの心は
キミの言葉を聞いて、やっと涙を流せた

ずっとずっと頑張ってきたのに
ボクは、嫌いになっただけだった

これからは
キミがボクにしてくれたように
ボクがボクに寄り添ってあげよう

▽▽▽　朗読　▽▽▽
ハチママさんに、朗読していただきました🌸
ハチママさんの朗読は、こちらからお聴きいただけます😊
4作品をライブで朗読いただいています✨

stand.fm

『ずっと頑張ってきた心』　02:42くらい
『風にとけた金木犀』　11:44くらい
『動く』　17:22くらい
『言葉の花束』　22:38くらい