真っ青な空のキャンバスに
赤い風船を描いたのは
不意に恋に落ちた
小さな少女
風船が飛んだことも知らず
左手は握ったまま
瞳の先には、はじめての恋
飛んだ風船を掴めなかった少年は
代わりに咲いた向日葵をわたす
握った左手に黄色い向日葵
右手には少年の手
走った先の入道雲が
ここまで来いと、ふたりを誘う
写真にも絵にも残せない
そんな夏の1ページ
▽▽▽ 朗読 ▽▽▽
stand.fmの朗読会で、
ましょこささんに、朗読していただきました🌸
ぼくの詩は、33:55~ に朗読いただいています🌷
朗読は、こちらからお聴きいただけます。