第8話 「禁断のじ〇てぃずラブ ~vol.01~2019秋」2019.11.26
1 はじめに
ここまで8日連続投稿できています。ありがとうございます。最近クオリティーが下がっているなあと感じていました。今日は自分の経験したジ〇ティーのお話をしたいと思います。今日はいつもとは違うテイストでお話していきたいと思っています!
ジ〇ティーというサイトで、自分の物件の入居者を募集していました。
ポイント
① 写真を出来るだけたくさん載せる。
② ペット可★などと目につくようにアピールする
③ 地図を載せる(グーグルマップでストリートビューなどで見られるように)
それでは本日も始めます(最近ぶれてますw)
キーンコーン♪カーンコーン♪
起立、礼、おねがいしまーす、着席
はーい、では喜古先生の小話を始めまーす♪
2 出会い ~2019 秋~
夏真っ盛りの8月を終えたころ、寂しさを感じ始めた9月8日(リフォーム始めて1か月で希望が出たってのは今振り返ると早かったですね)一通のメッセージが来ました。
「はじめまして♡ ●●市住みのジモ子(仮名)です♪ 都合のいい日時で会いたいな♪ でも、出来るだけ早く会って、決めたいなって思ってます♪ お返事待ってます♪ ウフフ」(← 一部いや、かなり文章を加工していますw)
ということで早速翌日、現地集合で会うことに…
どきどき…合コンの待ち合わせで女の子に会う前みたいな心境だなぁ
…どんな子かなぁ。気に入ってもらえるかなあ(物件をw)
一人暮らしの家に初めて彼女が来る日の朝みたいに、部屋の中をピカピカに磨き上げてじ2時間も前から準備していました。。。
軽自動車で登場!…助手席には…男が乗っている…
がびーーーん
(でも、まだこの子の男かどうかは分からないぞ!あきらめません、勝つまでは!w)
「はじめまして~不動産賃貸業をやっておりますジョイフルです」
という感じで中を案内しました。
カップルでイチャイチャしながら(ジョイフルの妄想)
◇ジモ子(仮名)◇ は中をくまなくチェック…ダメ出しのオンパレード…w
床が抜けそうだから和室は洋室にリフォームする、
風呂の床がきたない、
キッチンガス台は交換しなきゃ、
エアコンは全部屋につけるから30Aでは足りないから60Aにあげる工事してくれ
外に置いてある植木とかは全部きれいにしてくれ
などと散々文句をたれていたので、てっきりダメだと落ち込んでいたら…
3 気持ちをもてあそばれる… ~2019 秋~
◇ジモ子(仮名)◇「ここ、気に入った!」
(え?さっきまで散々ディスってたやん!SMの世界の方?あ、この方が長岡ロープウェイの女王様?いや、全然違うか…)
■ジョイフル■「どこがですか?」
◇ジモ子(仮名)◇「日当たりがいい!駐車場がある!広い!
ただ…」
(え?どういうこと?褒めてるの?ディスってるの?どっちなの?これは純朴な男心をもてあそんでいるだけ?だまされないぞ~その手には乗らないぞ~)
■ジョイフル■「ただ?何かご不満な点がございますか?」
◇ジモ子(仮名)◇「家賃!」
(家賃か――い!結局、世の中カネなのね…やっぱり俺の資産を狙ってきていたのか…俺から搾取しようとしている…)
■ジョイフル■「お幾らを希望されていますか?」
◇ジモ子(仮名)◇「家賃マイナス5000円!」
■ジョイフル■(え~それは厳しいぞ~利回りがかなり下がるな…)
◇ジモ子(仮名)◇ 「だって、床もリフォーム自分でするし、キッチン台も交換するし、お金がかかるじゃん」
■ジョイフル■「はあ…しかし…マイナス3000円でいかがでしょうか?」
◇ジモ子(仮名)◇ 「いや~それだと無理だね!」
(急にジャ〇アンみたいな声で断られた…なんか借主と貸主の関係逆転してない?俺の方が下手に出てるな…)
■ジョイフル■「わかりました。ではリフォームは全てそちらがやるということでマイナス5000円にしましょう!」
(と清水の舞台から飛び降りるつもりで言ったのに、ジモ子といったら…)
◇ジモ子(仮名)◇ 「(はぁ?っていう怖い顔して)いや~電気工事と風呂の床はやってもらわなきゃねえ…」
(俺が一人だからと言ってガンガンおしてきた…でももう無理だな…)
泣き寝入りの時です… カンカンカ―――ン!試合終了の鐘が鳴りました…
■ジョイフル■「わかりました。では電気工事と風呂の床リフォームは私がやるということでマイナス5000円にしましょう!」
◇ジモ子(仮名)◇ 「(ニヤリとした悪い顔で)分かりました。ではここに決めました!」
(内心は、微妙だったけど、相手の威圧感に押し切られて決めちゃいました…初めてのジモ子は強敵だったなと今振り返ると思います)
その後、二人は急接近し、ジモ子(仮名)の実家近くのファミレスカスト(仮名)(←ここにはジョイフルは無かった…w)で逢瀬を重ねました。もちろん俺のおごりでw
夜な夜なボロボロの中古車をぶっ飛ばし、1時間かけて、織姫に会いに行っていました。。。何回もあってるうちにLINE,Gmailまで交換していました。なぜか、LINEでのやり取りが日常に…
あ、気づいたら俺ってジモ子のこと…好きになってきちゃったのかなぁ♡
んなことないか!
4 クロージング ~女心と秋の空~
気を取り直して…提携している家賃保証会社の審査申込の書類を書かせました。印鑑も押して、無事に用紙を審査用FAX送って、待つのみでした。この時はまだこの後の修羅場のは想像もしていませんでした…
数日後…なんと、審査が通りやすいと言われていたその会社の審査を落ちたと…
①連帯保証人(ぜひ、voicyのオロゴンクエスト第1話を参照してくださいw)
②緊急連絡人
を選ぶ欄があるのですが、ジモ子(仮名)は②を選びました。
そこで、保証会社から、通帳のコピー(残金がわかるもの)を提出するように求められました。
そこで、LINEでその通帳のコピーをもらったのですが、30万円が振り込まれた一行しか、たった一行しか見えない…
これはもはや通帳のコピーかどうかも怪しい…
これで審査を通ろうとするのが、ずうずうしいなと思いました。。。
その後、もちろん審査に落ちたジモ子(仮名)は逆ギレを始めました。
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◇ジモ子(仮名)◇
「他の保証会社では、保証人無しで全て通っております。
子供達には、負担や迷惑はかけたくないので
保証人が必要であるのであれば
今回の契約を交わすことは出来かねます。
そちらの保証会社の●●さんは、条件多すぎです。」
■ジョイフル■
「銀行の残高を30万円以上にするか、連帯保証人をつけるという条件が必要なのですが…」
◇ジモ子(仮名)◇
「とてもじゃありません。
通帳の残高を人様に見せるだけでも
・・・これ以上は
保証会社にはお答えする事は出来ません。そこまでプライバシーをさらけ出してまで貸していただかなくて結構です。とても侵害(心外のまちがい?)です。」
「●●区の契約書(先に借りようとしていた物件があると言い出した)が届いております。急ぎでお願いしていたと思います。
●●の契約書返信の催促を受けておりますのでこれ以上お待ちするのは不可です。」
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ということでここまで、ジモ子(仮名)に注いだ時間と労力は水の泡…(涙)
トータルで10時間、費用もガソリン代、FAX代、コピー代など…
まあ、これがいい勉強になったと思います。実際は元の値付けで借主が見つかったので、結果オーライかなと。電気工事は見積りだすと約15万円…(この見積も3社の見積もりを取ったので、その時間も職場⇒物件で3往復くらい。。。片道40分ですから…時間的な損失は大きい…)
風呂の床(これは発注してしまった)が約3万円(でもこれはやってよかったと思ってます)
女心と秋の空…
じ〇てぃ客の心も秋の空のようです。。。
フラれました。当時はもう客は付かないかもしれないと自暴自棄になった時期もありましたが、まわりの友人に、
「入居者なんて星の数ほどいるよ、大丈夫!」
と励まされ、なんとか持ち直しました。
今ではジ〇ティーの客付けについてはだいぶ慣れてきました。
これ以外も問い合わせが3か月で6件(ジモ子含む)であり、実際に会って話ができたのは3人、番号LINEゲットは3人です、大体打率5割。中には礼儀正しい青年やご夫婦もおられるので、私は、ジ〇ティーはすべてとんでもない客だ!というわけではないと思います。そう思い込んで接してしまうと、それが相手に伝わってしまって、契約の一歩手前のクロージングで失敗してしまうので、慎重に丁寧に接していかねばなりません。
他の不動産仲間の話を聞いても、なかなかジモティー客付けは難しい、コロコロ変わってしまうので、大変だ…といい声も聞きます。
まあ、実際に契約書にサインして借りてくれるまでは、一瞬たりとも油断はできない、相手よりも有利な状態で交渉に臨むようにする。弱気に出ない(こちらはあなたに貸さなくてもいくらでも借りてはいるんですよ~というやや強気な姿勢で臨むのが良いかと思います。)
不動産屋に対しては下手に、ジ〇ティーではやや上から、でいいのではないでしょうか…
さて、冬になりましたが、ジモ子(仮名)とのやり取りをこのブログを書くために振り返りました。。。元カノとのLINEを見返している未練タラタラな情けない男のような…
自分の経験上は女性の方が切り替えが上手(ファイル上書き方式)
男性は切り替えが下手で、元カノとの思い出を引きずりやすい傾向があるような気がします(ファイル名前を付けて保存方式)
5 おわりに
お話は以上ですが、いかがだったでしょうか?
書き始めると、話が逸れがちという悪い癖が露呈してしまいますが、それもご愛嬌ということでお許しください♪
それではみなさま、本日もありがとうございました!ごきげんよう!