『荒野のおおかみ』を思い出して
社会人2年目、本を読まなくなって久しい。
暇だし昔読んだ本でも振り返ってみようかなと。
いつ忘れるかもわからないし。
てか社会人って時間経つの早すぎるよね、、、
『荒野のおおかみ』1927年 ヘルマン・ヘッセ
「物質の過剰に陶酔している現代社会で、それと同調して市民的に生きることのできない放浪者ハリー・ハラーを“荒野のおおかみ"に擬し、自己の内部と、自己と世界との間の二重の分裂に苦悩するアウトサイダーの魂の苦しみを描く。本書は、同時に機械文明の発達に幻惑されて無反省に惰性