【解説】プロセスマップとプロセスモデルの違いについて
こんにちは、業務可視化・改善コンサルタントのスズキユウです。
プロセスを可視化した成果物であるプロセスマップやプロセスモデルですが、似たような言葉ながらその意味するところが大きく異なります。今回はプロセスマップとプロセスモデルの意味や用途について説明したいと思います。
プロセスマップ
プロセスマップとは、業務プロセス等のプロセスの流れを平面的に図解したものです。主に利害関係者間での認識共有に用いられます。
種類
業務プロセスフロー(BPMN)
ジャーニーマップ
カスタマージャーニー
プロセスジャーニー
用途
業務改善
業務標準化
プロセスモデル
プロセスモデルとは、規制要求事項・企業資源・プロセス成果物等の業務プロセス構成要素を立体的に構築し、企業の現状把握やDX等の変革推進を行う上での羅針盤となるものです。デジタルツインとも呼ばれます。
種類
以下の各モデルを内包します。
プロセスモデル
企業オブジェクトモデル
戦略モデル
レポート・ダッシュボード
用途
DX
事業企画
事業変革
DXや事業変革等の企業戦略に基づく変革には、企業の現状を反映し、施策のシミュレーションや実行結果のモニタリングができるプロセスモデルの構築が必要です。
デジタルツインと呼ばれるプロセスモデルの構築方法は下記の記事をご覧ください。
プロセスマップ作製作成、プロセスモデルの構築を得意とし、高度な専門知識を必要とせずデジタルツインを実現できるiGrafx Process360 Liveについては下記の記事をご覧ください。
用語解説に戻ります。