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僕らはSwitchの次をどう受け止めればいいのか
先日、任天堂が初めてSwitchの後継機種について言及しました。
社長の古川です。2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います。また、2024年後半のSwitchソフトラインナップをお知らせするNintendo Directを6月に実施しますが、そこでは後継機種を扱いません。誤解のないようお願いいたします。
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) May 7, 2024
歴史的長寿ハードのSwitch
Switchはまもなくファミリーコンピュータを抜いて、任天堂の据え置き機でもっとも寿命の長いハードになる見込みです。
販売台数は、SONY製据え置き機のPlayStation2、任天堂製2画面タッチパネル搭載の携帯機であるニンテンドーDSに次ぐ3位。こちらも生産終了までに抜けるかどうか、というところまで来ています。
近年のゲーム業界を引っ張り続けたハードだけに、今Switchで遊んでいるお子さんは他にハードを知らないかもしれません。
私自身も、「Switchでライト層のゲームハードとしては完成されてるんじゃね?」と常々考えていましたから、どう受け止めればよいのかわからない。
素直に喜べないのが怖い!
携帯機と据え置き機の融合を果たし、たくさんのゲームが集まりましたが、後継機種はどうなるでしょうか。
次世代機≠後継機種
今回、次世代機ではなく「後継機種」という言い回しをしています。
過去、任天堂はDSの後継機種として、裸眼での3Dに対応したニンテンドー3DSを発売しました。
システムはDSの上位機種にあたるニンテンドーDSiをベースとして、アナログスティックを採用。DSのソフトはそのまま遊べました。
補足として、Wiiに対するWii Uは後継機種、ゲームボーイアドバンスに対するゲームボーイアドバンスSPは上位機種となります。
DSから3DSになり、DSが有していたゲームボーイアドバンス用ソフトへの後方互換はなくなりました。また、WiiからWii Uになったときも、ニンテンドーゲームキューブ用ソフトへの後方互換を廃止しました。
Switchはもともと後方互換を一切もちません。Switchから機能を引くことはなさそうです。
「後継機種」であれば、Switchで発売されたソフトはそのまま遊べるとみてよさそうです。
世界が驚き、楽しんだ任天堂ギミックの次の手
では、後継機種のギミックはどうなるのか。
Switchの大きな特徴は、据え置き機と携帯機の両立です。
画面出力できず、携帯機のみとして運用するSwitch Liteも発売されましたが、ノーマルのSwitchをベースにすると思います。
Switchの据え置き機としてのギミックはJoy-Conです。
左右を独立させ、それぞれをコントローラーとして活用。
もちろん、本体から離して1組のコントローラーとしても使用可能。
本体は自立するので、小さいながらもモニターとしながら遊べます。
この面白さ、便利さはそのまま残るのではないかと思います。
携帯機としてのギミックはタッチパネル。DSシリーズやWii Uから継承した形です。
しかし、こちらはあまり活かされず。強度の問題からDSよりも反応が悪く、タッチパネルに特化したソフトはほとんど作られていません。
ソフトによっては、タッチでの操作をすべて排除しています。
もしかしたら、後継機種では削除されるかもしれませんね。
どちらにせよ、後継機種専用ソフトは発売されるはずですから、後継機種ならではの魅力が出るよう祈ります。
くれぐれも「Switchでいいじゃん」なんてことのないように……。