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「経営戦略に資するIPランドスケープ実践ガイドブック」について見て気づきをコメント②
はじめに
以下のnoteの続きです。
目的別分析手法
各分析手法の手順 俯瞰・可視化
今回はP.8~9について見ていきます。
出願数に基づく技術開発状況の可視化手法
技術開発状況の可視化方法について2軸バブルチャートがおすすめされています。
このマップは基本とは思いませんが、鉄板ではあります。私もよく使いますが、依頼者には簡易的なものを見せた方がいいかなと思います。(情報量が多すぎるため。)
ランキングマップなど一発で理解しやすいものに変換するなどがいいかなと思っています。
テキストマイニングによる技術開発状況の可視化
![](https://assets.st-note.com/img/1716331689946-NkElm8WUJ2.png)
いきなり、このマップか!と思いました。この手法、割とテキストマイニングだとレベルが高い考え方&これを実装しているツールは軒並み高いので、初級者は難しいかもしれません。
こちらに近い説明は以下のブログで行なっています。
ただ、KHコーダーであれば、多次元尺度構成法で近いものが実装できます。
出願数等による主要プレイヤーの特定・プレイヤーマップの作成
こちらのマップは市場から読み取った技術分野をもとに主要プレイヤーを整理する感じでしょうか。IPCなどの技術分類やキーワードによる辞書化を行うことで行うことができると思います。エクセルとかでもできるかと。
自社出願状況の整理・可視化
特許単位、付与された技術分類単位技術の棚卸しについてかと思います。
自社出願の実施率評価、基盤/応用特許の整理は重要ですよね。
技術の棚卸しについて
上記のような可視化ももちろん、棚卸しですが、他の観点もあるかと思います。
自社技術の要素抽出(社内)
他社では、その要素はどのように活用されているかを特許などで理解する(社外)
あらたに得られたその技術要素が自社でできるか、その用途は何かまで調査し、言語化。整理する
は個人的によくやっています。
今回はこれで以上。