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文章を考えるときに最初に決めること
どうしても話がまとまらない。
書いてるうちに迷子になる。
何書いたらいいかわからない。
などなど、
文章を書く時の悩みは尽きないものです。
今回は文章を書くことについてのお話。
テーマの次にオチを考える
文章で最も大事なことはそもそも何について書くのか?というテーマを決めることです。
テーマを決めなければ、始まらないですよね。
今回のこの記事で言えば「文章を買う上で大事なことを伝えよう」というテーマを掲げました。
そして、テーマが決まったら次に考えるのは
「結論は何か?」つまり、オチです。
オチが決まれば
テーマという始点とオチという終点が決まるので、点と点をつなぐことで、一本の線が出来上がります。
今回の文章で言えば「オチを先に決めるのが重要だよ」という結論が決まりました。
テーマ:文章を書く上で大切なこと
結論:オチが決まればうまくいく
そして、この線を単調なままで終わらせればシンプルな文章になるし、さまざまな要素を加えていくことで、膨らんでいきます。
文章を膨らませる3つの要素と2つのパーツ
色々な要素が考えられますが、主に次の3つはよく使われます。
「得られるもの」
「理由」
「具体例」
という感じですね。
そして、中身を書いていく際には「要約」と「詳細」という2つのパーツを使って書いていきましょう。
3つそれぞれについて、2つのパーツを使って書いてみますね。
何が得られるのか?を明確に語るとアタマにイメージが浮かぶ
要素の1つ目は「得られるもの」です。
これは、つまり「その結果どうなるのか?」という質問に答える文章です。
今回でいうと、「オチを先に決めるのが重要だよ」という結論が決まりましたが、「オチを先に決めた結果どうなるのか?」という話です。
オチを先に決めると、
話がまとまる。
書いて内容が迷子にならなくなる。
何書きたいことがはっきりする。
というようなことが挙げられます。(もちろん他にもいろいろ考えられるかと思います。)
さて、これはどこかで見た言葉ですね?
思い出せない方はもう一度この記事の冒頭を読んでみてください。
そうです。冒頭の「悩み」を解決できている文章なのです。
この冒頭の悩みの箇条書きは裏を返せば、
「どうなれるのか?」に導くための文章でもあるのです。
結論(オチ)の結果どうなるのか?を書くと同時に、冒頭に書く共感を得るための文章も必然的に決まってくるのです。
理由を述べることで、納得感がアップする
要素の2つ目は「理由」です。
これは、つまり、「なぜ○○なのか?」という質問に答える文章です。
文章は基本的に、読者の頭に浮かぶ疑問を予測して書いていくとうまくいきます。
今回の場合は「オチを先に決めるのが重要です」と伝えたら読者のアタマには「なぜ?」が浮かびます。
なので、その理由を書くことで、納得感が増します。
今回の場合、つまり「なぜ先にオチを決めるのか?」ということの理由についてですが、
人は話を聞く(読む)とき
・オチを予測しながら話を聞く(読む)
・オチを知っている状態で答え合わせとして話を聞く(読む)
という2つがあります。
いずれにしても、「オチを探す」「オチを知っている」と「オチがどこかにある」という前提で話を聞いて(読んで)います。
なので、オチは話には非常に大事な要素ですし、オチが決まっていることで、「隠す」「ズラす」などのオチを使ったトリックなんかもできちゃいますね。
オチというのは必要不可欠の要素なので、「オチ」は最初に決めておくと良いのです。
具体的だからアタマに思い浮かぶ
要素の3つ目は「具体例」です。
相手がアタマの中にイメージしやすいものはとてもすんなり入りやすい文章になります。
つまり、「例えば」から始まる文章ですね。
具体例は、より具体的な方がアタマに浮かびます。
例えば、
「甘い食べ物」
と言われても甘い食べ物はたくさんあるのでわかりにくいですが、
「香ばしいコクのあるカラメルソースがかかった、絶妙な柔らかさのとろとろふわふわプリン」
とか言われると頭に浮かびますよね。要はリアルに鮮明に描くことが重要なのです。
そして最後は「まとめ」
ここまで来たらあとは「まとめ」ます。
まとめはいろんなやり方がありますね。
それこそここに来て「オチ」を出す事もできますし、今まで書いてきたことをもう一度振り返ることもできます。
その時の文章の書き方によって変わってきますね。
というわけで、まとめ!
1、テーマを決めよう
2、オチを決めよう
3、オチの結果どうなるかを決めよう
4、オチの理由を決めよう
5、具体例を出してみよう。
6、まとめよう
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以上、ゆうでした。
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