社協採用バブル
ここ数年、社協の採用バブルが来ています。
いままで全くなかったのかというとそんなことはないかもしれないけど、誰か辞めないと席が空かない。相手もまぁ地方に行けば行くほどコネがないと入れない。募集もでないってこともザラ。年1人とればいい方だった社協が数人とったりするようになりました。何より毎年募集出してるとかすごいねっバブルだね!状態。しかも、社協って福祉職なのに、現場じゃないし(もちろん現場がある社協もある)、福利厚生も行政に準じてるし(ここは行政出向やら行政職の人が多い利点!)学生に人気です。
これというのも近年小地域活動やらで地域ケアシステムやらで、行政からお金がついたからでしょう。たぶん。長くは続かないであろうバブル…
そして私の知ってる限り、現状で非常勤という名の非正規が半分以上だと思うのです。なりたい人はいっぱいいる。がしかし、採用枠はないし、社協側も長期雇用のためにできれば若い子限定で!の募集も多い。バブルだけど狭き門です。
しかも被正規社協マンに求められるものって、1年ごとの契約社員に求めるものじゃないんじゃないかなぁと日ごろから思っていました。
「えっ、これもやるの?(重要度的にあくまで非常勤は直属上司が責任を負うレベルでの業務のはず…)」「これ常勤(正規職員)がかんでなくて大丈夫??」「来年いない可能性だってあるんだよ??」と思うことも多い。でもあたりまですが、ほとんどの方が社協一本だったり、行政職からの転職だったりで、一般的な感覚と異なります。「これって大丈夫ですか?(私のレベルで判断してしまって)」と言っても「前からそうだから、そうしてきたから」で終了なんてザラ。最初は意見していたけれども、まぁ長いものには巻かれろということで、巻かれます。だって1年後にはいないかもしれないし…とやる気スイッチオフですよ、ダメだけど。
あと、引継ぎやら教えることには慣れてないんだな。事務作業がそれでなくても多い業界なのに、マニュアル化や簡易化できることはやっておいた方がいいんじゃないかと思うことが度々。庶務の担当者変わったからって、なんでそこ変わるのよーってっこともあるし、小さい組織で、前任が中にいるから、そうだったのかもしれないけど引継げていない引継ぎ…。そして引き継がれていない業務が後に発覚する恐怖w(あくまで私観です)
なので、その職場のゆるぅ~いとこに順応できれば長く続きます(といっても、更新上限がある場合はバッサリやめさせられますし、事業終了と同時に財源なくなったからっていう名目で首を切られることもゼロではありません。
被正規の非常勤だったら、年中どこかで募集してるよって話。なぜなら、年中辞める人が多いから…
昔の職場では、常に入っては辞めの状態になり、1欠2欠は当たり前だったよ!なので、長いひとは長く、短い人は短いです。
そしてほとんどの場合は、非正規は薄給です。最低賃金かよ!と思うこともあるし、何よりやってる仕事量や責任に見合ってるのかな?と疑問に思うことも。でもそれは、やりがいとか仕事の緩さでそれでもっていう人が残っているような気がします。あくま私感ですわ。