Apple製品用のガジェットを揃えるなら、こだわりはいらない
前回の記事が思いがけず好評をいただき、noteのまとめ記事にも掲載いただいた。大変ありがたいことです、読んでくれた方々、スキしてくれた方々、ありがとうございます。
さて、私はあまりガジェットにこだわりを持っていない。PC、タブレット、スマホ、時計をAppleに統一しているだけで、他は安上がりなもので済ませている。
「あ、この程度でもけっこう使えるんだな」と参考になるかもしれないので、備忘録のつもりで書いてみたい。
PC関係のガジェット
まず、PC関係である。基本情報として、私はMacbook air 2020を使っている。CPUはintel core i5で、メモリは16GBだ。AppleシリコンのMacにも心惹かれるが、今のところまったく困っていないため、買い替え予定はない。
PC用のガジェットは、数が少なめ。というか、2個だけである。きっとこれ以上は増えないだろう。
PCガジェット1:ノートパソコン用スタンド
上記の商品を使っている。定価はそこそこするが、エディオンで在庫処分をやっていて、ほぼ半額で買えた。私は、本業も事務仕事が多い。なので、ほぼ丸一日PCを触っている。会社のPCはSurface Proなので、こちらでも似たようなスタンドを使っている。
とにかくディスプレイに高さを出さないと、目線が下がり肩がこる。かといって、キーボードが斜めになりすぎると打鍵しにくい。角度はさほどつけずに脚を出して高さを出せるこの商品は、まさにうってつけである。
PCガジェット2:タブレット用スタンド
これをPC用ガジェットに分類したのは、理由がある。「iPad miniをMacのサブディスプレイとするときに使う」からだ。
前回の記事でもお伝えしたが、Apple製品の連携力はエグいレベルである。iPad各種を、Macbookのサブディスプレイにできるのだ。しかも、追加のアプリなどは必要ない。PCから設定するだけ。
iPad miniは画面サイズが大きくないが、サブディスプレイとしても問題なく使える。ファイル移動なんかもすぐできるし、iPad側の操作もトラックパッドで可能。なので、高めの位置にiPadを置いて使っている。下側にはスマホも置けるし、充電しながらでも使用可能。地味に便利だ。
iPad関係のガジェット
タブレットも基本情報を載せておこう。私が使用しているのは、iPad mini(第6世代) Wi-Fiモデルである。容量は、256GBだ。
セルラーモデルを使わないのは、iPhoneでテザリングしているから。iPhoneではY!mobileのシンプルプランMを使っているが、今のところ速度制限に引っかかったことはない。
主な用途は、外での執筆と家でMacのサブディスプレイ。ちょいちょいゲームもやったりする。
iPad関係のガジェット1:マグネットカバー
ありがちなヤツ。公式ページだと4,288円だが、AmazonやYahooショッピングだと1,000円台から売っている。ペンシルもつけられて便利。
こういうガジェットは、Apple製品を使わない。なぜかって?高いからですよ。Apple謹製である「Smart folio」は、1万円近くする。質感はかなり違うが、どうせ使う時は見えないのだ。何の問題もない。質感の違いに5〜8倍近い金額を払うのは、ちょっと無駄に感じる。
iPad関係のガジェット2:タブレットスタンド
Amazonブランドのタブレットスタンド。確か1,500円くらいだったと思う。折りたたみはできるのだが、かなり固い。しかし固いからこそ、安心して乗せることができる。角度もつけられ、高さも出せる。
外で執筆などの作業をするときは、基本的にこのスタンドに乗せている。持ち歩きには少し厚いが、我慢できないほどではない。
iPad関係のガジェット3:Bluetooth折りたたみキーボード
EWINの折りたたみ式キーボード。文章執筆のお供である。唯一の弱点は、折りたたみ部分のキーが小さいこと。具体的には「T・F・V」の3つが小さい。F・Vはあまり使わないが、Tはけっこう使うので慣れるまで苦労した。トラックパッドはおまけ程度と割り切っている。
打鍵感は非常によく、小さいキーだけ気をつければ何のストレスもなく執筆ができる。PCがMacbook airだから持ち歩きも不可能ではないが、iPad miniを持ち歩く方がかさばらなくて良い。iPad miniと同じUSB-C で充電するので、充電コードが1本で良いのもgood。
iPad関係のガジェット4:スタイラスペン
Apple Pencilもどきである。なんと第2世代のApple Pencilと比較すると、20%の金額。20%引きではない、20%である。
これだけ安くても「磁気吸着充電対応」「パームリジェクション対応」「傾き検知機能あり」である。さすがに筆圧検知機能はないが、絵を描かない私には不要。GoodnoteやPDFへのメモ書きなど、これ1本で十分である。
取り外してすぐ書けるわけではなく、電源ボタンを長押しする必要がある。しかし長押しを排除するために、2万円は出したくない・・・ということで、この商品に落ち着いた。
iPadで絵を描こうと思うなら、Apple Pencilの方が良い。しかし絵を描かないのなら、パームリジェクションと磁気吸着充電さえあれば十分だ。
iPad関係のガジェット5:ブリッジバッグ
今まで紹介したiPad用のガジェットを、このバッグにひとまとめにして持ち歩いている。私はiPad mini用なのでB5サイズだが、A4サイズもある。そちらなら、13.3インチのPCまで入るので、Macbook airも持ち歩ける。
開いて立てれば、すぐにワークスペースができあがる。テレワークでも、外の作業でも便利なバッグだ。
その他のガジェット
すべての製品に共通して使うガジェットも、紹介をしてみよう。それほど数はないので、ご安心を。
その他のガジェット1:Apple Watch SE(第1世代)
常時表示は不要に感じたので、SEを購入した。睡眠記録は使っていないが、運動の記録や音声によるリマインダー登録、iPhoneで再生している音楽の操作など、iPhoneのリモコンがわりに役立つ。
使っているiPhoneが14Proで、常時表示対応だがもちろん切っている。ポケットに入れたままにしていると、誤作動することがあるためだ。多くの情報をApple Watchひとつで確認できるので、とても便利。通知させる情報を制限すれば、必要な情報だけに絞って集められる。
その他のガジェット2:ワイヤレスイヤホン
私が使っているのがこれ。Anker製品はそこそこの機能で、お値段がお得なものが多い。特にこの製品はノイズキャンセリングが強力で、テレビの音が気にならなくなるレベルでカットしてくれる。この機能でこの価格は、はっきりいって破格である。
AppleにはAirPodsがあるが、ノイズキャンセリングを使うなら第2世代以降が必要。またSoundcore Liberty4にある周囲音取り込みモードは、AirPods Pro(第2世代)が必要になる。
Soundcore Liberty4は15,000円程度、AirPods Pro(第2世代)は39,800円。AirPodsも使いこなせば便利なのはわかっているが・・・さすがに予算がね。
忠告「ガジェットはこだわるな、必要な機能で選べ」
繰り返して述べるが、私はガジェットにこだわりがない。必要な機能があれば十分である。なぜかというと、基本的にガジェットは「単機能」あるいは「2〜3の機能」しか持たないからだ。
ガジェットは、ほんのちょっとの便利さが加わると値段が跳ね上がる。私はスタイラスペンを購入したが、絵を描かない人は極論なくても良い。Bluetoothキーボードも、執筆をするから買った。執筆しなければソフトウェアキーボードだけで十分である。
MacやiPad、iPhoneは複数どころか膨大な機能が詰め込まれている。だから私はハードにお金をかけ、ガジェットにはお金をあまりかけない。
厳密にいうとiPhoneはSEのような廉価版、浮いたお金でiPadとMacを揃え、連携を利用して便利に使うのが至高だと思っている。お金に余裕があれば、ガジェットを揃えるときに少しこだわれば良い。
そんなわけで忠告する。ガジェットはこだわるな。必要な機能だけで選べ。まずはお金を浮かせて、Mac、iPad、iPhoneを揃え、連携の妙を楽しむのが優先だ。安いガジェットは探せばいくらでもある。
参考になるかわからないが、この文章があなたのお役に立つことを祈る。
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