おはよう!スノードロップ
2008.3.8
スノードロップ。
別名 待雪草。
花言葉は『希望』『慰め』など。
色々ないわれのある花です。
例えば、アダムとイブがエデンの園から追放された時のこと。降りしきる雪に絶望して泣きじゃくるイヴを慰めるために、天使が雪に息を吹きかけると、そのひとひらの雪は、スノードロップに姿を変えたそう。
またロシアの詩人・劇作家のマルシャークによる童話劇『森は生きている』にも登場しますよね。主人公の女の子が継母に言いつけられて、大晦日の日に森へ積みに行く花がスノードロップ。新年よりも前に咲いているはずのない花を、12の月の精に助けてもらって、女の子は探すことが出来ました。
そして聖母の花として、キリスト教の聖燭祭(2月2日・聖母御潔めの祝日)には、この花を祭壇いっぱいに飾ったり撒いたりして、清らかさを示すそうです。
我が家のバックヤードは日当たりがそれほどよくありません。だから春咲きの球根たちからの春の便りが、毎年ちょっぴり遅めなのですが、今朝、スノードロップが咲いたのだから、次々に他の球根も花を咲かせるはず…!春がもうすぐそこまで来ているみたいで、とても楽しみです。