イーストボーンの朝
２００８．４．２７
旅の最終日は朝から雨。
土砂降りではなく、霧雨だから何とかなるかな？傘をささなくても平気なイギリス人にはなりきれませんが、予定通り海辺へ向かいました。
ここはイーストボーン。
イギリスでも指折りのリゾート地である、ヘイスティングズとブライトンにはさまれた町。そしてイーストボーンも、イギリス南部を代表するリゾート地のひとつです。
私たちが訪れたのは「セブン・シスターズ」。
ドーヴァーで見たのと同じく白亜の断崖です。海岸にそびえ立つ、白く美しい姿から、この名がつけられたそうです。自然の作り出すものからは、人の手が加えられたものにはない神秘的なものを感じます。
それにしても、海から吹き上げてくる風の強いことと言ったら！風に混じって飛んでくる海水は塩辛く、手はかじかみ、鼻水が出てきて、髪の毛も乱れまくりです！朝早いこともあって、さすがに散歩しているのは私たち家族だけですよね。足元がおぼつかない下の子は肩車。上の子は激しい波の様子に興味津々でした。
霧雨を避けて下を向きながら歩いていると、びっくり顔のような石と目が合い、寒さで縮こまっていた頬が少し緩みました。さぁ、オックスフォードへ向けて戻りましょう。
旅先からの朝便りはこれでおしまいです。
お付き合いいただきありがとうございました！
※２００８年１月～７月まで、朝時間.jpというサイトに掲載いただいた『のんびりと…朝便り』をマガジンとしてまとめています。（現在進行形）どうしてまとめようと思ったかは、こちら↓の記事に書いています。