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"唯一の正解はない"けれど、ベストアンサーを探し続けた3ヶ月 〜ログラス初のオンラインカンファレンス舞台裏〜
“ログラスnote駅伝”とは?
箱根駅伝の名物といえば、“山登り”。新年をさらに勢いづけていくために、
12月アドカレを走り切ったプロダクトチームからたすきを受け継ぎ、ログラスで「山を登った」エピソードをビジネス部門・バックオフィス部門が語ります!
15日目はマーケティングチームのゆかりんが担当します。
前回更新の経営DXコンサルチーム・椎名さんのアツい入社エントリもご覧ください!
はじめに
こんにちは!マーケティングチームのゆかりんです。
早いもので入社エントリを書いてから5ヶ月経ちました。今も変わらず楽しくログラスで働けていることに感謝の毎日です。
さて今回は、入社エントリを書いている裏でアサインされていた、ログラス初のオンラインカンファレンス「経営管理Breakthrough Summit2024」の舞台裏を赤裸々に語ろうと思います!
この記事の想定読者は、こんな方です。
BtoBマーケターでオンラインカンファレンスの企画・運営に挑戦したい人
少数精鋭でイベントマーケティングに取り組んでいる(または取り組もうとしている)人
スタートアップのマーケティングに興味がある人
山登り開始のきっかけ
「今まで会えていなかった層に、ログラスが届ける価値を知ってもらいたい!」
ログラスはこれまでウェビナーやセミナーを通じて、さまざまな角度から経営管理に関する情報を届けてきましたが、「単一型の通常のセミナーだけでは企業が抱えている課題解決の手助けをしきれていないのではないか」というモヤモヤを抱えていました。
その中で『「カンファレンス」という特別な場だからこそ、ログラスの価値をまだ届けられていない層に刺さるコンテンツを作れるはず』という仮説から生まれた施策が、カンファレンス企画でした。
その時の私はちょうど入社3ヶ月目。イベント業務を前任者から引き継いでいる最中でした。
前職ではBtoC向けの音楽イベントやコミケの企業ブース出展を経験していましたが、BtoBのオンラインカンファレンスは未知の領域。しかも、ログラス初の試み。
「どんなコンテンツをどうやって届ければ多くの人の目に触れて喜んでもらえるのか...…全くわからない...…」
プロジェクトスタート時に抱えていた不安は今でも鮮明に覚えています。
ここから私の長いようで短い3ヶ月が始まりました。
考え抜いたコンセプト
「良い景気」に繋がる経営管理に、唯一の正解はない。でも、きっとベストアンサーはある。
まず着手したことは、コンセプトの作成です。カンファレンスのコンセプトは、デザイナーを含めチームで何度も議論を重ねて生まれました。
経営管理という答えのない世界で、それぞれの企業が模索している「ベストアンサー」。経営管理の課題はそれぞれの業界や企業フェーズによって異なります。だからこそ他社の取り組みから得られる気づきがある。多様な解を共有する場を作りたい。そんな思いを込めています。
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まだ製品やドメイン知識もない中ではありましたが、しっかりとコンセプトを決めたおかげで、さまざまな業界の登壇者をお招きするというコンテンツ設計がブレずにできたと思っています。
3ヶ月間の舞台裏 〜具体的な運営の記録〜
オンラインカンファレンス運営の実務的な部分を、これから挑戦される方への参考として記録を残しておきたいと思います。
(ログラスは3ヶ月でチャレンジしましたが、実際は半年前から準備できるのが理想です)
タイムライン
3ヶ月前 :企画・コンセプト固め
3〜2ヶ月前 :登壇者アサイン・打ち合わせ
1.5ヶ月前 :告知開始
1ヶ月前 :投影資料・台本FIX
3週間前 :収録
1週間前 :収録動画FIX
コンテンツ
基調講演(60分)
登壇者選定
企画骨子作成
登壇者打ち合わせ
当日スケジュール調整
資料作成
アンケート作成
動画チェック
事例セッション(各45分)×4
登壇者選定
企画骨子作成
登壇者打ち合わせ
当日スケジュール調整
資料作成
アンケート作成
動画チェック
集客
運用型広告
ペイド型広告
メールマーケティング
SNS告知
※年末年始の長期休暇に合わせて2週間のアーカイブ配信を実施しました
「一人で担当」だけど「みんなでつくる」カンファレンス
前述のタスクを見ていただけるとわかるように、一般的にカンファレンスはマーケは3〜5人程度のチームで運営するのが理想です。しかし、私は入社3ヶ月目にして一人でほぼ全てのタスクを担当することに。他の単発ウェビナー対応を抱えながら登壇者との調整、コンテンツの作り込み、進行台本の作成、当日の配信管理まで...…。正直めちゃくちゃしんどい瞬間は何回もありました。集客開始前にカンファレンスの実施自体をやめようか、とマネージャーと検討したこともありました。
そんな中でやり遂げることができたのは、ログラス社内でのサポートがあったからです。
モデレーターを務めてくれたログラス役員陣によるコンテンツへのコミット。デザイナーによる圧倒的なクオリティのクリエイティブ。Presチームによる迅速なデモ環境構築。そして何より、快く登壇を引き受けてくださった企業の皆様。
絶対にログラスでのチャレンジでなかったら途中で潰れていたな、と思っています。
時には無理難題と思えるようなお願いをしても、「困ったときはお互いさま」という温かい支援の輪が自然と広がっていく。そんなログラスならではの文化を、身をもって体験できたのです。
関わってくれた全ての仲間にこの場を借りてお礼を言いたいです。本当にありがとうございました!
数字で見る挑戦の軌跡
私たちが掲げた目標は申込数1500人。そして新規MQL目標(Marketing Qualified Lead:マーケティング活動を通じて獲得した見込み顧客)も既存の施策から割り出して設定しました。獲得CPAから考えるとログラスのバリューでいう"MOON SHOT"レベルの数字でした。
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結果としてどうだったかをお伝えすると、申込者数は1000人弱。新規MQL数も目標に届きませんでした。
数字だけを見るとかなり悔しい結果です。「もう少し早くキックオフをしてコンテンツを詰めきれていれば...…」「広告出稿のタイミングをもう少し前倒しできていれば...…」という"たられば"が多く残っています。
しかし、予想外の収穫もありました。
今回、年末年始の長期休暇に合わせて実施した2週間のアーカイブ配信の反響です。目標の125%の方にお申し込みいただき、CPAも本配信の半額で着地しました。
カンファレンスは長尺のコンテンツのため、じっくりと腰を据えて視聴したいというニーズがあることが見えたのは大きな学びでした。次回の開催意思決定において重要なデータになったと思っています。
"一人では遠くへは行けない"
私は、「次は必ずムーンショット目標を達成する」という強い思いを持っています。
そのために今回のカンファレンスで感じたコンテンツの作り込みの弱さや余裕を持った集客開始などのマイナスをプラスにすることはもちろん、さらにその先のチャレンジとしてオフライン開催、スポンサー募集を計画しています。
ただ、「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」ということわざがあるように、このチャレンジの成功は遠い場所にあり、一人では絶対に辿り着けません。
2025年1月現在、ログラスのイベントを担当するチームは半年前のカンファレンス企画が走り出した当時より人数が増え、あの頃より高みを目指せる強い組織になりました。このチーム力があれば、より多くの皆様と熱量を共有できる場を作れると思っています。
そしてもっともっと遠くに行くために、このチャレンジに共感してくださる仲間を探しています!!!
「いいコンテンツを、チームで、もっと遠くまで届けていきたい」
ピンときた方、ぜひお気軽にカジュアル面談にお越しください。
お話できるのを楽しみにしています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
【採用情報】
https://www.loglass.co.jp/recruit
【募集ポジション】
上記以外のポジションはこちらからご覧ください。
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私たちと共に、日本の経営管理の未来を創っていただけるお客様との出会いを、心待ちにしています。