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それでも考えろ

「もう、何が正解かわからないよ。」
そう言う思ったからあなたはきっとこのタイトルをタップしてくれたのでしょう。

私も同じです。
・彼氏と別れたら?という親と、
 別れない方がいいよという友達
・結果が全てだという上司と、
 結果だけが人の価値じゃないよという別の上司
・転職した方がいいんじゃない?という恋人と、
 今辞めない方がいいよという親

私達は、1日のうちに約35,000回の決断をしていると言われていますが、生きることはそれほどに選択の連続です。

でも、社会はやっぱり残酷で、生きる上でちゃんと正解を選んでいけるようにと教科書を配ってはくれない。

きっとこれを読んでからも沢山沢山、あなたに選択の時が訪れるでしょう。でも、それでもどうか強く生きてください。そう願って、今日も私からの精一杯の運を届けます。


あなたは、人生2択で迷った時、
どのように意思決定してきましたか?

自分の体験談をイメージしてみてください。
・彼氏と別れたら?という親と、
 別れない方がいいよという友達
・結果が全てだという上司と、
 結果だけが人の価値じゃないよという別の上司
・転職した方がいいんじゃない?という恋人と、
 今辞めない方がいいよという親

TikTokなどを開けば偉そうなコンテンツが溢れていて「困難な方を選べ」「直感はだいたい当たってる」「周りの言うことはちゃんと聞いておいた方がいい」など、そんな無責任な言葉に時にはイラつき、でも時にはその無責任さに救われることもあったでしょう。

私が思うに人生の2択で迷った時、
きっとあなたは、

「どれも選ばない。」

を選択しているのではないでしょうか。

今回の例で言うと
・彼氏に不満をストレートに伝えるか迷っている
→でも結局言わないことにした。
・転職をしようか迷っている。
→でも結局会社に残ることにした
・起業しようと考えている
→でも結局サラリーマンやることにした

つまり、言い方を変えると・・・
・言わないことにした
・転職しないことにした
・起業しないことにした

行動を起こさないという選択をした。
ということです。

でも、なにも恥じることはありません。それが普通の人の感覚です。変化を恐れることは、生物として当たり前の感覚です。事実、私自身もプロローグで綴ったように一歩を踏み出すまで何年もかかりました。だから、悩んで考えたけど最終的になにもしない選択を取る人の気持ちは痛いほど理解できるつもりです。

でも、本音のところで言うと、

私はそれでも、挑戦できるあなたであって欲しいと心からそう応援しています。
今すぐ大きな挑戦ができなくてもいい、大きく環境を変えなくてもいい、勢いまかせに動かなくてもいい、でもそれでも、自分の人生を少しでも明るくしようとする努力をやめないで欲しい。

あなたが少しでも前に進めるように私も精一杯
文章を綴ります。

話を進めますが、もし仮にあなたが「どちらも選ばない」を選択しているとしたら、なぜそれを選んでしまうのかを一度考えてみてください。

考えることはものすごく大事です。
単に私の文章を読み進めるだけでなく体験して帰っていただけると嬉しいです。

私が持っている答えは、二つです。

一つ目は、怖いから。

なにが正解か分からない、しかも未来の保証が何一つないから怖くて動かない。

二つ目は、めんどくさいから。

考えることは場合によっては運動するよりも体力を使います。そうやって次第に考えることそのものがめんどくさくなってやめてしまう。

一度くらい思い当たる経験はあるんじゃないでしょうか。

改めて言いますが、保証のない未来にベットすることが怖いのは当たり前です。考えることがめんどくさいのも当たり前です。
その選択が正しいのかどうか分からないし、考えることがしんどいからみんな必死にもがいて苦しんで悩んでるんだと思います。

私自身、特に新卒の頃は悩みだらけでした。
「営業がなかなか上手くいかない、ヒヤリングの正解がわからない、どこまで本音で上司に相談すればいいのかわからない」など解決したいことが山のようにあった時に当時の先輩に相談しに行きました。
「もう、どうすればいいのか分かりません。」と。でも、その時の一言で言われてムカついたことがあります。

「悩んだって解決しないよ。」と。

私は思いました「黙れよ。」と。
今となっては、言われた言葉の意味を多少理解できますが、でもそれは、私自身が選択する怖さを知って、考えるめんどくささも知って、これまで悩んできた経験があるからです。

口で言うほど、その言葉通りに受け取れるほど、人間は強くない。
経験なしに語られる言葉は、ただの綺麗事です。  

だから今日あなたに伝えたいのは、
答えなんていくら考えてもでないかもしれない、

でも、それでも、
考え続けて欲しい。

自分で答えを出すことに
こだわって欲しい。

自分で決断したんだと大きな声で言える答えを。

例えあなたの答えが20点だったとしても、あなたが本気で考えて出した答えなら、その答えはいつの日か必ず正解になってくれるはずです。

だから今の私から言えることは、ちゃんと悩んで選択することを繰り返しなさい。そうすればいつの日か、あなたが頭を痛くして沢山悩んだ時間は未来の正解として必ず返ってきてくれます。

ああ、あの時この選択してよかったな。
と昔の自分に感謝するあなたの笑顔が何年後かに見えることを願っています。

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