アジアンと和の融合。アイディアが散りばめられたエクステリア
野國様邸のお庭は、配置上、外からは建物の脇を通って行くような形になっています。
脇道の距離がかなり長いので、水はけのために道に勾配を付けると、手前と奥で30センチほど高くなる計算でした。
野國様のご要望は
・お庭に面した部屋が和室なので、和室の雰囲気を取り入れたい。
・ガーデンルームをつけたい。
・風呂の窓から眺めるためのお洒落な庭にしたい。
(そのためにわざと窓を透明にしてある)
・周囲の家から見えないように、目隠しをしたプライベートな庭にしたい。
・お庭を夜眺めることが多いので、明るい庭にしたい。
といったものでした。
今回はガーデンルームを設置するということもあり、それならばいっそのことお庭をベースアップしてしまおうというご提案をしました。
バスルームの窓からお庭を眺めたときにも、お庭のレベルが高い方がよりお庭全体を視界に入れることができます。
施工前の状態がこちらです。
そして、こちらが完成したエクステリア。
和と洋を同時に表現
「和」と「洋」を同時に表現するため、和室から見える部分はモミジやコケ、ビジジャリなどで和のテイストを出し、バスルームの窓から見える部分は、「アジアン」のテイストを全面に出してみました。
和風の庭部分にも違和感なく溶け込む黒の自然石やレンガを多く使い、目隠しにはアイアンウッド(ウリン)をタテ張りとヨコ張りで張り分けて使っています。
アジアンと和の融合
ご要望でありました「アジアン」と「和」の融合を考えるのはなかなか大変でした。
和室前のガーデンルームと同じタイルをアジアン部分にも使用し一体感を持たせ、アジアン部分には白タイルの中にウッドのアプローチを和庭まで導きました。
そのままの流れで和庭の黒い飛び石レンガにつながるように構成しました。
ガーデンアプローチには袖壁を配置
ガーデンアプローチには変化を持たせるために袖壁を配置しました。
アプローチの入り口にある袖壁にはナスカの地上絵のハチドリを入れてみました。
試行錯誤の末、砂を使用して描きました。実は熱帯魚用の底砂を使用しています。
アジアンと和のテイストが分かる植栽選び
植栽でもアジアンと和のテイストが分かるように植物を選びました。
和庭には四季の彩りが感じられるように紅葉するモミジやドウダンツツジを配置。
モミジなどが落葉しても寂しくないように常緑のキンモクセイも配置しました。
秋には香りも楽しめます。
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