洗練されたデザインの一枚壁
ご新築の黒い外壁が素敵な内藤様邸。
生活動線も意識しながら、道路境界線に近い玄関のプライバシー性をアップさせるため、デザインウォールと木目調の汎用材を組み合わせて素敵なアイストップを造作しました。
施工前の状態がこちらです。
そして、こちらが完成したエクステリア。
玄関を護る重厚な佇まいのデザインウォール
デザインウォールはドアをすっぽりと覆わず心理的に人の視線を外させるため、玄関周りは圧迫感を感じずスタイリッシュかつ生活しやすい空間になっています。
デザインウォールだけではドアを隠しきることはできませんが、縦横に走らせた汎用材のおかげで、視線は玄関まで届きません。
ドア側から見た場合に道路の方面を見渡せるよう、最上部のみ隙間を広く設けてあるのもポイントです。
鈍色の光を放つスクエア状のポストは、このデザインウォールの前に立つ人の視線を釘付けにするほど迫力があります。
ダークカラーで造作した櫛引仕上げのデザインウォールととてもマッチしていますね。
主張し過ぎないシャープな印象のネームプレート、インターフォンカバーの組み合わせも技ありのチョイスです。
今回使用した汎用材はLIXILのプラスGという素材です。
柱材と板材を組み合わせ、世界でひとつだけのアイストップが内藤様邸の玄関を包んでくれています。
カラーも多数あるので、どのお庭にもぴったり収まる最高のマテリアルです。
ポストの下部には、圧迫感を軽減させるため円形の窓を2つ取り付けました。
足下であれば玄関の奥が見えてもプライバシーは損なわれず、軽やかな雰囲気がプラスされますね。
素材はポストや汎用材の色に近い物を選んでいますので、統一感の面でもバッチリです。
夜になり辺りが静寂に包まれると、お住まいの持つ雰囲気もまた違った一面を見せてくれます。
汎用材の横に取り付けたライトは、既存の門灯の光と同じ暖色系の色をチョイスしたので、うまく統一感が出ていますね。
開放感あふれるウッドデッキとグリーンの絨毯
主庭の主役はなんといってもウッドデッキです。
掃き出し窓から広がるアースカラーの空間は、眺めても触れても心を癒してくれますね。
ウッドデッキの左右に広がるのは人工芝。
透水性抜群で雑草対策も施された、メンテナンスフリーの人気アイテムです。
今回ウッドデッキに使用した木材は、インドネシア原産のウリン材と呼ばれる素材です。
非常に固く丈夫なため、反りやささくれなどの経年劣化はほとんどありません。
色も自然に抜けて落ち着いていくので、塗り直しなどの手間も不要なのは嬉しいですね。
木の香りも楽しめる天然木のウッドデッキは使い方も無限大です。
ガーデンスペース側にもアプローチと同じ立水栓を設置しました。
蛇口は2口なので、片方はホースをつけながらもう片方で手やガーデニンググッズを洗う、なんて使い方も出来ますね。
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