無機質だった空間を天然素材が心地いいおもてなしガーデンへ
道路に面したRC擁壁上に建つ佐野様のご自宅。
擁壁が古くなり汚れが目立ってきたため、擁壁を隠してファサードの見栄えを良くしたいとご要望でした。
また、ガレージの上にあるお庭は、コンクリートのままで無機質な状態。
ここでBBQを楽しまれていたという佐野様。
お客様がより一層寛いで楽しめる庭にしたい、もっと見栄えも使い勝手もよくガーデンリフォームしたいというご要望もありました。
施工前の状態がこちらです。
そして、こちらが完成したエクステリア。
立ちはだかる擁壁は天然木の板壁でファサードを一新
まずはファサード。
汚れてしまった擁壁を隠すために、天然木の板を貼った壁を立ち上げて、L字型に擁壁を囲いました。
天然木はセランガンバツというハードウッド材で、耐久年数が高く経年変化も楽しめる素材です。
経年で徐々にグレーに変化していくので、コンクリートで仕上げたファサードになじんでいきます。
また板壁の上部はお庭の目隠しも兼ねています。
琉球石灰岩の階段に腰掛けて眺めたくなる・・・おもてなしガーデン
よくBBQをされるというお庭。
お庭から玄関へ向かう階段は幅が狭く、一方向にしか行けない形でした。
そこで、どこからでも玄関へのアクセスがし易くなるよう、扇状のデザインをご提案しました。
BBQの際にはベンチの代わりにもなり、コミュニケーションが取れるような実用性も兼ねています。
仕上げは、琉球石灰岩。
目に飛び込んで来るような、明るさが際立つ魅力的な素材です。
コンクリートの状態だったお庭にも琉球石灰岩が一面に貼られ、ぱっと華やいだ印象に変化しました。
琉球石灰岩で仕上げたテラス横のお庭は、雑草対策として人工芝を敷き詰めました。
周囲には寝そべることも可能な広めのデッキベンチをL字に設置。
このデッキベンチは、擁壁を隠す際に垂直に建てられた木板壁と、斜めに建てられた擁壁との間に出来た隙間を有効利用して造作したものです。
デッキベンチによってお庭が広くなり、コミュニケーションツールとしても使う事が出来るので、一石二鳥ですね。
夜のライトアップとプライベートなタイルテラスで癒しのお庭に
夜は家の窓から漏れる光と、ポイントで施したライトアップがファサードやお庭に昼間とは違った魅力を与えてくれます。
お住まいの丸窓から漏れるシンボリックな光は、デッキライトと相まって癒しの夜のお庭に。
玄関ポーチのダウンライトは階段を安全に照らします、
また、階段のマリンライトと植栽へのアッパーライトが夜のお庭にメリハリを与え、昼とは印象を変えながら夜もお客様をおもてなしする空間へ変貌します。
メインのガーデンとは反対側にはもう一つのプライベートガーデンを造りました。
こちらは家族水入らずで寛げる、リビングからすぐに出られるタイルテラスです。
周囲には視線を気にすることなくお茶が楽しめるよう目隠しフェンスを設置しました。
メインのお庭とはまた違った落ち着きのある空間で、様々な用途でお使いいただけます。
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