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ライフスタイルを充実させるメンテナンスフリーなエクステリア
リガーデン前の北川様邸の階段は高さがバラバラの状態でした。
階段の高さが異なると歩きにくいだけではなくリズムを崩し、転倒のリスクが高まります。
また、旗竿地に建つ北川様邸では、距離のあるアプローチをどのようにデザインするかがポイントでした。
階段を上り下りしやすくすると共に、旗竿地を生かしてお住まいを飾るアプローチをご提案させて頂きました。
施工前の状態がこちらです。
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そして、こちらが完成したエクステリア。
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アプローチはグレーとブラウンのコントラストで格好いいイメージを前面に押し出しながら、木調のアイテムを使い、ナチュラル且つ親しみやすい雰囲気に仕上げました。
グレー×ブラウンのコントラストでシンボリックなアプローチに
階段は敷地の幅を目一杯使い、上り下りしやすく、機能的でゆとりのあるアプローチにデザイン。
アプローチの床面に使用したグレーのタイルは大判のものを選択することで広さを強調しながら距離のあるアプローチに迫力を与えます。
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さらにアプローチに迫力を与えるものとして造作したのがデザインウォール。
駐車スペース寄りに設置されていた既存の機能門柱は撤去し、玄関に近い位置にデザインウォールを配置しました。
スムーズな動線を確保できますし、郵便物の取り出しもしやすくなります。天然石調のタイルを使用したデザインウォールはアプローチのフォーカルポイントに。
お客様が来られた時に目に入る場所なので華やかな演出を施しました。
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お隣との境界には木調のフェンスを取り付け。
あえて板材と板材の間隔を空け、お隣に圧迫感を与えないようにしています。
玄関ドアや門扉、フェンスも木調のデザインで揃えることで、一体感のあるエクステリアに。
また雨の日のお出かけも快適になるよう玄関までの道のりにはLIXILのプラスGシリーズのGルーフを設置しました。
屋根があるので買い物帰りで荷物を持っていても慌てることなく、家の中に入ることができます。
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しかし通常、玄関まわりに屋根を付けると暗くなってしまうという問題が発生します。
そうした問題を解決するために玄関の上部はクリアな屋根材を使い、光を取り込むことができるようにしました。
それ以外の部分は木目の内天井で覆うことで、重厚な雰囲気を演出。
アプローチにできる光と影によって奥行き感をつくり、歩くのが楽しくなるようデザインしました。
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屋根にはダウンライトを取り付けているので、夜も明るさを感じられます。上部から降り注ぐ光はご家族を優しく出迎えてくれます。
雑草から解放されプライベートなドッグランへ
北川様邸のガーデンスペースの裏には畑が広がっており、遠くの通りからもリビングが見えてしまう状態でした。
プライベートな空間に外からの視線が届くというのは落ち着かないものです。
また抜いても抜いても出てくる雑草のせいで、お庭に出る機会も減っていたそうです。
そうした状態ではお庭を活用したいという気持ちも遠のいてしまうかもしれません。
またリビングとガーデンスペースとの間に高低差があるため、新たに家族になったワンちゃんを外で遊ばせてあげたいと思っても自由に行き来できない状況でした。
高いところから降りるのはワンちゃんの体にも大きな負担がかかってしまいます。
北川様邸では①プライバシーの確保②メンテナンスフリー③リビングとお庭の高低差の解消というこれら3つの課題をクリアするエクステリアをデザインする必要がありました。
まずプライバシーを確保するために、高さのある木目調フェンスで目隠し。フェンスだけでは単調になってしまうので、デザインウォールを造作し、夜はウォールライトでライトアップ。
室内からみても美しい景観を楽しめるようにしました。
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デザインウォールのアクセントには、東洋工業のロッツプレートをプラス。天然石ならではのゴツゴツとした荒々しい表情が印象的でご主人様お気に入りのポイントでもあります。
またフェンスの下にはグランドライトを埋め込み、フェンスに光が当たるようにしています。
フェンスに光が当たることで強い光も柔らかな光へと変化し、空間全体を照らしてくれます。
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また頭を悩ませていた雑草への対策として、ガーデンスペースには人工芝を敷き詰め、メンテナンスフリーな空間をつくりました。
手入れのいらない人工芝はフカフカでワンちゃんの足にも優しいアイテムです。ドッグランのように安心して駆け回ることができます。
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そしてリビングとの高低差を解消するために木目調のタイルでステップを造作。
ガーデンスペースへのしっかりとした動線ができたことで、外の空間が身近になります。
窓辺に腰掛けてお庭を愛でたり、ワンちゃんが遊ぶのを眺めることができます。
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今まで草むしりなどのお手入れに取られていた時間もご家族や愛犬と過ごす時間に充てられますね。
リガーデンによってお庭だけではなくライフスタイルも充実したものになることでしょう。
その他の写真はこちらからご覧いただけます。
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