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室内とひと続きのタイルテラスが、家と庭に一体感をもたらして

三方を家に囲まれた番口様邸のお庭は、日がしっかり当たらず水はけもよくない状態でした。
さらに、リビングに面したメッシュフェンス越しに隣家の勝手口が見えていました。
これでは、なかなか安心してくつろぐことが出来ません。

そこで、土上げしてタイルを貼り、使い方を一新してお庭のイメージ・利便性をがらりと変えるエクステリアをご提案しました。

施工前の状態がこちらです。

そして、こちらが完成したエクステリア。

カーポート屋根と側面へのパネル材取り付けによって、リビングの広い掃き出し窓を大きく開けることができます。
お隣にとっても番口様にとっても、暮らし易さが向上しました。

アーバンなデザインの機能門柱

玄関前の機能門柱には、機械的な印象でありながらもどこか可愛らしいネームプレートとインターフォンカバーを設置。
ネームプレートの上に設置した光が強めのライトは、縦に長いデザインなのでスマートな印象です。

道路面と玄関までの距離が比較的短い事から、圧迫感を感じさせないよう門周りには壁ではなく枕木を並べました。
枕木をリズミカルに配置することにより、玄関への視線を枕木へ逸らすアイストップの役割を果たしています。

枕木と機能門柱の縦長なフォルムが、お住まいの窓ともマッチして統一感が出ています。

広々としたカースペースの一部を覆う特注のカーポート

L字型に大きく停められるカースペースの利便性はそのままに、敷地の左面一帯を特注のカーポートですっぽり覆いました。
2階のバルコニーと一体化しているので、カーポートの足が車の出し入れの邪魔になりません。

カーポートの足元には人工芝を敷いているので、一面タイル貼りにするよりもメリハリがついて柔らかい印象になりました。

カースペースと一体化したタイルテラス

リビング側は、施工前は水はけが良くなかったので、土上げしてからタイルを貼っています。
またタイルの階段は、小さなお子様の事を考えて直角を作らず鈍角で設計蹴上げも低く設計してあるのでお子様が遊ぶ時も安心ですね。

お隣との仕切りにクリアマットのパネルを使用しました。
目線の高さに合わせてパネルを設置することで外からの視線を遮りプライバシーを確保。
リビングの掃出し窓を大きく開けても隣家から見えないようにしています。

パネルは光を通す素材なので圧迫感が軽減されるとともに、夜には反射板代わりとなってお庭を優しく照らします。

お庭の主役、デザインウォール

お庭の主役となるデザインウォールは、タイプの違うタイルとオリエンタルな雰囲気のオブジェを置いて一層印象的に。
必然的に視線を集めるデザインにしました。

バリ島の寺院やホテルでよく見かける南国の植物をモチーフにしたレリーフは、夜にはライトアップされリゾートホテルのような趣になります。

デザインウォールの裏側に造作した水周りのスペースは、L字型に作ったデザインウォールに立水栓を一体化し、すっきりとした印象にしました。

扇形の水受けも、白い玉砂利を敷き詰めることで爽やかな透明感を演出しています。

2種類のタイルで造作した小さな花壇とシンボルツリー

お庭のコーナーには2種類の色のタイルで造作した小さな花壇があります。デザインウォールと反対の場所に位置する緑の空間が、ささやかな安らぎをもたらしてくれます。

シンボルツリー下にはライトを設置してありますので、夜にはライトアップされた姿も楽しめます。

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