光と草花が揺れ、エクステリアに美しい表情を見せてくれるアプローチ
旗竿地で、しかも高低差のある特殊な条件の土地にある岩渕様のお住まい。
建て替えを機にエクステリアも一新することになりました。
お住まいを囲う門扉やブロック塀を大幅に取り除き、風通しの良いスッキリとしたセミクローズエクステリアをデザインしました。
施工前の状態がこちらです。
そして、完成したエクステリアがこちらです。
移動が楽しくなるナチュラルテイストのファサード
既存のブロック塀はフェンスと同じ高さまであったので、風通しが悪くジメジメした空間でした。
従来の仕切りの高さを変えずメッシュフェンスに変えることで風通しはもちろん日照条件や見た目の印象もガラリと変わり、爽やかなデザインに。
高低差のある階段もスタイリッシュな手すりをプラスして歩行面も完璧です。
以前は階段の蹴上が高く昇降も一苦労でしたが、細長い旗竿地ならではのアプローチの距離を活かして、あえて階段を低く・多く造作。
それにより安全に行き来が可能になりました。
階段には移動が楽しくなるアイディアとして植栽コーナーを設けてあります。
玄関前のポーチも段差は低くつくり、スムーズな出入りを可能にしました。勾配もしっかり取ってあるので、以前のように雨の度に水たまりに悩まされることはありません。
緩やかな階段を上がったところにはコンパクトで使い勝手の良いデザインウォールを造作。
エクステリアのシンボルカラーでもある白を取り入れたポストは、沢山の郵便物にも対応できるよう大きめのものをチョイスしました。
デザインウォールのフォーカルポイントは可愛らしい花びらのような陶器のワンポイント。
お子様の選んだエクステリアアイテムはデザインウォールに明るく咲き誇っています。
デザインウォールを右に進むと、そこにはご家族の憩いの空間が広がります。
リガーデン前は植栽が一面を覆っていましたが、リフォームを機に植栽を厳選しました。
植栽コーナーはタイルテラスと同じ高さにあるので、緑との距離も近くなり管理がしやすくなっています。
タイルテラスは掃き出し窓との段差を解消してつくってあるので、リビングルームとガーデンスペースのスムーズな出入りが可能となっています。
夜ならではの魅力に包まれた緩やかなアプローチ
夜は岩渕様邸の新たな魅力が発揮される時間です。
植栽とともに配置された低めのポールライトたちが植栽とアプローチを明るく照らします。
風に揺れる植物の影は自然の芸術を描き出します。
玄関から道路まではかなり距離があっても、そこを光や植物など様々なフォーカルポイントをプラスすることでデメリットはメリットに簡単に変化します。
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