10th自分の身の丈にあった選択
前回からずいぶんあいてしまいましたが
『家庭的保育事業』…簡単にいうと赤ちゃん専用の小さな保育園…を
開設する為に毎日地味に準備を進めているのですが
いまだに物件が決まりません…。。。
白馬村役場の担当者さんに
どこか空いている公共施設はないか問い合わせたり
不動産屋さんへ聞いてみたり
SNSにも公表したり…色々試してみましたが全然決まらず。
でもひとつだけ、期待していた事がありました。
東京在住のいつもとてもお世話になっているマダムが
近いうちに別荘(保養所)として使っている白馬の物件を譲って下さる…との事!
この物件というのが、普段はどなたも住んでいないのですが、3階建ての白くて清潔感あふれるお家で。
1階はとても広いリビングスペースに壁をへだててキッチンがあります。
2階、3階は寝室や、ゲストルーム、ミニバーやミニキッチンも付いていて
お庭もそれはそれは広くて開放的なんです!
芝生と色とりどりのお花が咲いて、道路からは見えないのでプライベート感覚も満点です。
ここで保育ができたらなぁ…なんて妄想を今まで何度膨らませていた事でしょうか♪
本当に素晴らしい豪邸です。
そんなわたしは、はかない期待を胸に、少し前のめりになってしまいました。
「ゆきちゃんはだいたいどのくらいの予算・購入を考えていますか?」
その質問に対して素直に「これくらい」とお伝えし、
マダムは「近いうちに」とおっしゃっているにも関わらず
「1階のリビングルームだけでも今年の冬から貸して頂きたい。」
「もし賃貸が可能でなければ購入させていただいて、でも私たちはしばらく今のアパートで暮らすので、荷物はそんなに急いで出さなくても大丈夫なので!」
なんて、勝手に話を進める始末…。
きっとマダムは苦笑いをしていたでしょう。
だってそもそも『値段』があっていないんですもの!
それでもやはり優しいマダムは
事業を始めるって大変な事。でもゆきちゃんはまだ若いのだから応援しているわよ。
ってとても嬉しいお言葉をいただきました。
そしてやはり、そのお宅は手放すにしても直ぐではないこと。
あとは、会社の物件なのでね…。
っと柔らかくわたしの提示額ではちょっと無理があるよと
オブラートに何重にも包んでお話して下さいました…。
そうだよね。
ひとりで舞い上がっていたわたし…。
恥ずかしい…。
でも欲しい!って気持ちは本当に強くて。
ダメ元で自分の思いだけでも伝えられたのは良かったのかな。
あとはね。ひとつ思うのは
わたしが「これは最高に良い」って思っても
他の人からみるとそこまで魅力を感じないって事だってあると思うんです。
そして、そんなに背伸びをしなくても
もっと手の届く高さにだって「良いもの」がたくさんある気がします。
もしくは、自分たちで作り上げていく事だって可能なはず。
今はマダムの豪邸に残念な気持ちでいっぱいだけど
気持ちを切り替えて!前に進もう!
自分の身の丈に合った選択をしていこう!
そう自分自身を励ましている今日コノゴロです。