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【体験談】ママになりたい!〜妊娠を意識して行った体調管理〜

はじめに

「そろそろ赤ちゃんが欲しいな…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
現代では忙しい女性が多く、若い年代でも子宮・卵巣系の病気がある方も多いようです。妊娠前にそもそもの体調を整えたり、管理することが重要だと感じました。
今回は私が妊娠を意識したきっかけや体調管理についてお伝えしていきます。

〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉

妊娠を意識したきっかけ

私が妊娠を意識したきっかけは、【高プロラクチン血症】という病気にかかったことがきっかけです。


高プロラクチン血症とは

まず、プロラクチンとは「乳腺刺激ホルモン」と呼ばれる脳下垂体から分泌されるホルモンで、母乳をつくるために欠かせないホルモンです。
本来であれば出産後に多く分泌されるホルモンですが、出産や授乳をしていないのにプロラクチンの数値が高い状態のことを高プロラクチン血症と言います。
プロラクチンの数値が高くなると、排卵障害や黄体機能不全による月経不順などが起こり、不妊の原因となります。
自覚症状が出にくく、乳汁が出るなどの症状がない限り自分では気づくことが難しい病気で、血液検査を受けることで初めてわかったという方も少なくありません。

自覚症状としてわかりやすい症状としては
・妊娠していないのに母乳が出る
・年に数回しか生理が起こらない
・無月経、無排卵、無排卵月経などの排卵障害
・胸の張りやしこり感
・頭痛や目の違和感
・習慣性流産
・骨粗しょう症
などがあります。

田淵レディスクリニック ブログより引用

私の症状はこのような症状でした。

・両胸に10個以上のしこりがある
・胸の張りがある
・乳汁分泌

(あと、こちらの漫画もわかりやすいですよ)
頭痛などは体調によりむらが合ったので、この病気によってかどうかは判断が難しいです。

私はこの病気になった当時、24歳でした。
この病気になったきっかけは看護師の仕事のストレスです。
当時、看護師としてキャリアを積むことを考えていたので忙しい部署を希望して転職した年でした。実際すごく忙しく、休みの日も職場に行かなければならなかったり、職場でテストを受けたり…当時の記憶が忙しくて曖昧になる位バタバタしていました。

そんな時に、この症状に気づき急いで病院に受診したことがきっかけです。

病名を聞かされ、自身でも色々調べた時に

【子どもは産みたい】と強く思って涙を流したとき、
自分は子どもを産みたいと思っているんだなと実感しました。

まだ若かったので、そこまで妊娠にこだわっていなかったのですが
いざそんな状況になった時にこの思いが出てきたんですね。

私はこの病気をきっかけに、治療して妊娠できる身体になることを目指して
治療を開始しました。

高プロラクチン血症の治療

まず行なったのが、高プロラクチンの治療です。
そもそも、この高プロラクチンの状態だと排卵がされていない可能性があるのでまずこのホルモンの状態を治療する必要があります。

なので、私は婦人科へ通い採血でホルモン値を調べながら内服治療を行いました。
約1年かけて治療しホルモン値は正常値に戻りましたが、症状は体調により差があるものの約2年ほど残っていたように思います。

それからは、定期的な症状の自己チェックを行うようになりました。

婦人科検診を受ける

胸の症状はあったので受診しましたが、他に病気がないとも限りません。
ですので、私は婦人科検診を受けました。
子宮などにも異常はないか、妊娠してからのトラブルでは大変だろうなと思ったので調べてもらいました。
私の友人は10代から婦人科系の病気を持っている子が多くて、不正出血・貧血・子宮筋腫など「若いから大丈夫」という認識はありません。実際に私も24歳でこの病気になっていたので若くても検診!と決めていたんですね。

婦人科検診の結果、子宮系には異常はありませんでした。
結果を確認して、ホッとしたのを覚えています。

ストレスを避ける🟰仕事環境を変える

当時のストレスの原因は、100%仕事でした…。
キャリアを積もうと思って転職しても、そのキャリア自体が「私には合わない」ということに気がついてしまったんですね。
そして、その仕事のストレスで体調まで崩しホルモンまで異常を起こしてしまった現状。

ストレスを避けるには仕事を辞めるしかない

そう思いました。
上司に相談した際には、部署異動を勧められましたがそもそもその職場の「考えかたや仕事スタイル」が合わないので部署を変えても本質は変わらないんですね。

なので、転職したばかりではありましたがその職場を退職することを決めました。

この病気をきっかけに、夫と結婚する流れになったので
今後同居することを考えて、引っ越しもしたかったんですね。
ですので、そのまま退職を決め夫の方へ引っ越しするついでに職場も変えることにしました。

女性の場合、不妊症の原因にストレスも多いと言われています。
(妊活しているのに…ストレスが妊娠に影響している?)

妊活をする際には、ストレスも上手にコントロールする必要があるということになるんですね。
ですので、ぜひ現状ストレスが多い方はストレスの少ない働き方を探すのも大事なポイントです。

葉酸サプリと基礎体温

妊活に葉酸サプリを摂取されている方は多いのではないでしょうか。
葉酸はビタミンB群の一種で細胞の生産・再生に役立てます。
妊娠の1か月前から摂取することで、赤ちゃんの発達異常を予防することができると言われています。
私は妊娠を意識した数ヶ月前から摂取することを心がけていました。

また、夜勤もしていたため毎日は難しかったですができる範囲で基礎体温をつけていました。婦人科体温計を購入し、表に記入して排卵日などを確認。

体調を含めて、色々とメモを残していましたね。

夫婦で話し合い

この病気の治療を行なっている頃に、夫との結婚が流れで決まりましたので
夫婦の今後についても話し合いを行なっていました。

結婚して自然妊娠しなかったら、夫婦二人で不妊症検査を行う

これが夫婦で話しあった結果でした。
私はまだ若いですが、夫はかなり年上ですので子どもが欲しいと思ったら
早く行動しないと不妊症のリスクがさらに上がると感じていたんですね。

なので、夫の意思も確認し
このようなことを決めていました。

当時は不妊症になる可能性が高いことも踏まえて考えるようにしていました。

ですので…その場合にかかる費用や不妊症の検査について、予定なども細かく相談していました。

そんな時、妊娠した!

そんな頃です。妊娠したのは。

高プロラクチン血症になってから、およそ2年半後…ゆるく妊活をしていましたが
そこまで意識はしておらず、

「そろそろ不妊症検査いく?」と話をしていた頃です。

そういえば、生理来ていないかも…
と思い検査をしたところ【陽性】と表示されていました。

とても嬉しかったですね。
今までの治療やコツコツ続けていたことが
実を結んだ瞬間でした^^

おわりに

私の場合はあくまで治療がスムーズに行えたケースです。
一人目は思ったよりスムーズに妊娠することができましたが、二人目の時は不妊状態が長く続きました。(これはまた後日かけたら書きますね)

これを体感して改めて思うのは、人を妊娠・出産することは奇跡ということ。
当たり前なんてないし、今の状況にも感謝しなきゃいけないなと感じました。

現代女性はストレスが多い社会だからこそ、自分の優先すべきことを決めて
場合によっては仕事など、ストレスの多いものを手放すことも必要です。

妊娠を意識しているあなたに、少しでも必要な情報があれば幸いです。



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