
上毛かるたぶらり旅『へ』 ~歴史~
今回の上毛かるたぶらり旅は・・・
『へ』の札
上毛かるたぶらり旅。群馬県の郷土かるたの札を巡る旅となっています。
かるたの絵に近い写真を撮ることもひとつの目的、楽しみとしています。
群馬もよい泉質、風情ある温泉が多数あります。
旅行がお好きな方、温泉を楽しみに旅行される方にも知って頂ければと思います。
舞台は 群馬県安中市
「つる舞う形の群馬県」の右羽の付け根部分に位置します。
上毛かるた 『へ』の札がこちら!

『平和の使徒 新島襄』
(へいわのつかい にいじまじょう)
A wise Christian educator, Niijima Jo.
『な』の札の旅にて紹介しました安中市が舞台となります。
上毛かるたは全44枚
うち肖像画となっている絵札は7枚
『な』の札は その1枚
安中市にゆかりある人物がモデルとなっています。
『新島 襄(にいじま じょう)』という方です。
実は私はこの上毛かるたに出会うまでは存じあげませんでした。
NHK大河ドラマの「八重の桜」をご存じでしょうか?
主人公の山本八重は 後の新島八重
新島??

いきなり話を逸らさせて頂きますが
こんなフレーズを聞いたことはありませんか?
ちと古い話です(;^_^A 世代違いますよね(笑)
「奥さまの名前はサマンサ。そして・・・
旦那様の名前はダーリン。
極普通の二人は極普通の恋をし、極普通の結婚をしました。
でも、ただ一つ違っていたのは、、、
奥さまは魔女だったのです。」
そう 八重は『新島 襄』の奥様だったのです。
手にする武器は変われども、女だてらに「ならぬことはならぬもの」と会津のプライドを貫く八重は、京都でも存在感を増し、アメリカで西洋文化にふれた青年・新島襄をも魅了、結婚する。封建的風潮の残る中、男女の平等を望む八重は、西洋帰りの夫を「ジョー」と呼び捨てにし、レディーファーストを貫く。その奇妙でおかしくもある夫婦関係を世間が罵っても、八重はまるで気にしない。その生きざまを夫は「ハンサムウーマン」と称した。
https://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=taiga52
群馬との関わりがあまりないあなたも少しは親近感が沸いたでしょうか?
さて 上毛かるたぶらり旅
「かるたの絵札に近い風景を撮影する」
という重要なミッションがあります!

上毛かるた 許諾第04ー01100

新島襄は明治の教育家であり、キリスト教の伝道に努め
京都に同志社英学校(現在の同志社大学)を創設し
後に安中教会を建てた方です。
「上毛かるた」では宗教とは関係なく、子供たちになじみやすく覚えてもらう様に「つかい」とフリガナを付けて読み込んだそうです。

上毛かるた 許諾第04ー01100

まずは新島襄が建てた安中教会へ!
群馬県初のキリスト教会です。

事前調べで「見学は要予約」でした。
門越し(裏門か?)に見学。



新島襄他界後30周年を記念して1919年(大正8年)に建てられた「温古亭」「義圓亭」「宣教師館」は登録有形文化財になっているそうです。
建築史上の価値が高い建物らしく、予約して訪問すればよかったと後悔。
続いて 新島襄旧宅へ!




安中市内のゆかりの地は他にも
旧安中藩武家屋敷
旧安中藩郡(こおり)奉行役宅
旧碓氷郡役所
いずれも市重要文化財です。
2つは今回訪問しました。


いい絵が撮れたので 続いて温泉に向かいます。
『な』の札にて紹介予定の温泉とは別のスポットとなります。
温泉は後ほどのお楽しみということで。
群馬へおいで~