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毎度頼まれる側になってみて気づいたこと

前回の記事に引き続き、どうやって相手に配慮するか
頼みを引き受けるか、いろいろ過去のエピソードを振り返ってみて
いろいろ思い出したことがあるので、ここに自分の記録として残します。
※ちなみに、筆者は独身のため下記のような経験はない。



妊婦様案件2回も🤰


※実際にこのフレーズを本人たちが言ったわけではないですが…

概要

以前、いた2つの部署で私の異動直前に妊娠する準社員(GとM)が
それぞれ1人ずついました。

部屋によっては、若手職員や準社員が当番制の業務を担ったり
そのような業務を複数人で調整しながら行う雑用的な業務がある。
私も、他のメンバーも、彼女たちもそのような業務を担うことが頻繁にあった。

しかし、私と彼女たちは細かいグループが違ったので
初期の頃は、共通の上司や本人たちから言われない限り、妊娠していることを
知る事はほぼない状況と環境であった。


ケース1


このケースはGさんともう1人で特定の雑用を手分けして行っており、
その他の準職員は彼女らの手一杯の際にヘルプするぐらいの関わりであった。

私は彼女たちとは席も離れていて、背中を向けて座っていたので
Gの変化にはギリギリまで気づかなかった。

そんな私の異動を控えたある日、Gと日頃一緒に業務している同僚から
直接、私に「翌日、自分が不在でGさんしかおらず、他のメンバーにも過去に1回ずつ依頼をしているので、今回はyuさんに該当業務を依頼したい」とお願いされて引き受けた。
(この際、同僚からGが妊娠していると言ったワードは出てこず。その頃には誰が見ても明らかな状況だったので、それとなくお願いされた。)


ケース2


これは、前回とは別の部署での出来事です。
この部署では準社員が当番制で行うとある業務があり、1週間ずつの交代制で担っていて私とMは当番の前後であった。

この部署の該当業務は、その当番業務にプラスする形で
その週の担当が不足するコピー用紙の補充も担うのが共有ルールであった。
そのため、メンバーはほぼ週に1回重いコピー用紙を代車で運び補充する作業を行っていた。

今回のケースも、私とMは席が離れていた
そして、その部署で私が担っていた担当業務がワンオペで多数のお客を対応する窓口業務であったため、メンバー一人一人の状況を把握する時間がなく
前回同様、体型が目立ってきてから、目視で理解するよりほかなかった。

このケースの場合、部署内で把握しているメンバーはいたが
私に情報共有されることもなく、情報解禁後も同様であった。


ワンクッションがあるかどうかの違い


ケース1の場合

この場合、ギリギリ目視で確認できるまでやはり把握ができなかったが
同僚からの依頼ではっきりとは言われずともそれとなく丁寧に依頼されたので
この時点で特にモヤモヤすることもなかった。

しかし、翌日、私が頼まれた業務をやっている事は、周りもG本人も
全体業務のためわかってはいたはずだが、本人から特にその後も何の一言もなかった。
そのため、少しGに対して「そういう人なのかな」と言う疑問とモヤモヤが浮上した。

だがGが産休に入る直前に、部署全体に向けて一斉送信の挨拶メールが本人より全体に送られてきた。その文章内に妊娠後、周囲にたくさん支えられた旨のお礼が
記載されていたため私としてはしょうがないことだとは、今まで承知はしていたが、本人からのメールを見てその時初めてモヤモヤが払拭された。


ケース2の場合

このケースに関しては私が彼女の変化に気づいてから毎当番(私の)たびに
本人や周りから頼まれてはいないものの当番業務に付随した用紙の補充作業は
やはり、妊婦には酷であり難しい作業である事は、容易に判断できたため
翌週の彼女の当番の際には、当番業務のみで完結するように配慮してきたつもりである。

具体的には、用紙が少なくなってきたら担当する週のどのタイミングで
補充しても良いため週のはじめもしくは中日に行っても良い。
しかし、そうすると、翌週の彼女の担当の間で、改めて補充の作業が発生する確率が高い。それを避けるために、ギリギリまで補充を待ち。私の週の終わりごろに通常より多めに補充をすることによって翌週の彼女の担当の期間に補充をしなければいけなくなる確率を低くしていた。

これは、人として、あくまで善意でやったことであるが、彼女の週になくなると、他のメンバーがやらなければならず、面倒な事は重々承知であったため
個人的にそのように対応することによって、他のメンバーが代わりを務めなくて良いようにこのような対応をとっていた。

しかし本人や周囲の上司から、やはり一言もなく。
でも側の席の同じくこの業務を担っているリーダー?的先輩だけは気づいてくれていたらしく1度声をかけられた。

その際に、私なりの事情?を話したことがある。

私がこのように彼女の負担を取り除くようになる以前に
今思えば妊娠による体調不良だったのではないかと思える出来事が
あった。

彼女は結婚から妊娠までの期間が短く
結婚後から度々何かにつけて休みがちであったとは、私の記憶にも新しい。
その際に、彼女の当番業務を担っていたのはリーダーただ1人だった。
(業務上の関係で、リーダーは早くから知っていた模様。)
リーダー(M含め)としても、当時内輪だけの周知で私のように周知されていない人がいるのはわかっていたので、私や他のメンバーに頼みづらかったのだと思われる。

私は状況を知ってから、時系列で状況を考えた際
リーダーや周りの知ってる人がなぜ1人で彼女の分の分のその業務を行っていたのかようやくわかり、これ以上リーダー1人にやらせることができないと思い
黙って補充業務をやっていた。

しかし、最後の最後まで(今回の異動はリーダー/私/M)
M本人から何の一言もなく、リーダーが1人でになっていた頃から
最初のうちはリーダーにMが謝罪やお礼をしている様子が見られたが
徐々に「また、いつもの感じで」と言ったような雰囲気が見て取れた。
(若干私の憶測でもあるが)

そして、Mの当番時の細かい状況はわからないが
最後の最後まで本人から直接何もなかった。

その後、彼女は現在、私の部署の別室で復帰をしており
たびたび、私の席の近くにまで来るが相変わらず当時の事については
触れられるタイミングはいくらでもあったが、触れてこないので
こちらも特に何も接触は試みていない。
(やはり当たり前であり当然の権利と思っているのか、本当に気づいていないかのどちらかなのだろう。)



まとめ


上記の通り、今回は職場における妊娠時のケースについて
2パターンのエピソードが得られたのでとても良い比較材料になったと思う。

エピソード1に関しては、最終日であったが本人から一斉送信メールで挨拶と感謝の一言は添えられていたので最終的には好ケースと言えるのではないかと思う。

エピソード2に関しては1とは真逆で、本人から直接挨拶。もしくはメールでの一言などが一切なく、態度としても当然の権利といったような状況だったため。
いまだにこちらとしては、彼女に対するわだかまりは癒えてははいない。

両者ともにその後復帰をしているが、やはり産休に入る前の彼女たちの行いや態度で後も違うのだなと言う違いがはっきりと見えてきてしまっている。
Gさんに関しては、直前であってもメールで一言があったため復帰後も近くの
席になった際、妊娠前と変わらずお互いに柔らかい態度で接し合うことができた。
Mについては、一切一言もなかったので復帰後も職場内で顔を合わせても
特段会話等はしていない。

やはりメールであろうが、直接であろうが、一言、ワンクッションコミュニケーションを取る事は、人と人としての関係を築く上でとても重要なことなのだと言うことを改めてこの2つのケース並びに前回の記事のケースを経験して学んだ。

今までは、私が頼まれる側になることが多かったが
今後、理由はどうにせよ頼む側になった際に気をつけなければいけない点を
早い今の段階から知ることができてとても良かったと思う。





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