大人が壊す子どもの人間関係
小学生の頃
数人の下級生が嫌いになったことがあったし
今でも下級生が苦手である。
それは
大人が原因だった。
近所の子たちや遠方に住んでいる友達と
遊んでると基本的に私が一番年上という環境であった。
そのため、大人の目があるときなどは
私と下級生の意見がぶつかると
必ずといっていいほど
「あなたが年上でしょ!我儘言ってどうするの?」
と私の意見なんてまるでなし。
何で私がそう思ってるのか、相手の下級生はどう思ってるのか
ただ、下級生の話だけ聞き私が聞き分けのない上級生。
という状況が大人によって作られ
私の意見や人権・人格なんてまるで無視。
そうなったら
当時の私は当たるところがない。
必然的に
”お前(ぶつかった下級生)のせいで私はこんな不当な扱い・いやな思いをした。ふざけるな。もうお前なんかとかかわらない。嫌いだ。”
となるわけである。
要はここで大人たちが
両者の意見を聞いたうえでどうすれば互いが気持ちよくできるか
というところに持ってく手助けをしていれば良かったものの
無駄に割って入って
余計なことをしてかき乱す。
そんなことをしてくれるくらいならば
最初から口出しをせず見守り
子どもたちで話し合いをして着地点を見つけさせる
ほうがよっぽどいい。きれいごとかもしれないけど。
だって、子ども同士だってまともに話し合いが出来な訳じゃない。
いつも一緒に遊んでる者同士ならなおさら
互いのことを理解しているはずだし
それをもとに着地点が探せるはずである。
まぁ、時にはどちらかが大人になり譲るということも
学んでおくべきではあるけれど。
それを理解していないしようとしていない大人
面倒くさいからと年長児我慢論をぶちまける大人
そのせいでどれくらい子どもに影響を
与えているかよく考えてほしいものだ。
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