体を洗わない事のメリット
「体を洗わない」芸能人といえばタモリさんや福山さんを思い出しますよね
50歳すぎて若々しい福山さんがやっているのならとっても説得力ありませんか?彼の真似ではありませんが私自身も数年前に菌を学んでからはほぼ体を洗っていません。
ではなぜ体を洗わないのが良いという考えがあるのでしょうか?
体を石鹸んでゴシゴシすると「常在菌」まで洗い流してしまうといわれていますが、常在菌を洗い流すとどのようなことがおきるのでしょうか?
そもそも常在菌とは?
病原性を示さない菌ということは私たちの体にとって
・良い働きをする菌
・どっちつかずの日和見な菌
ということになります。
人間の皮膚には約1兆個の菌が存在するといわれています
これらが何をしているのかというと
「菌はごはんを食べてうんちを出す」といつも私は書くのですが
自分の得意なものを分解して代謝産物というものを出しています
お肌の善玉菌ともいわれる表皮ブドウ球菌は皮脂や汗を分解して
脂肪酸とグリセリンを作ってくれてます
これらは何と悪い菌などから守ってくれるバリアの役割を果たしてくれています
自ら作った天然のバリアをゴシゴシ洗いで落としてしまうのは
とってももったいない!
だから「体を洗わない」ということは理にかなっているといえます。
「洗わない」を間違って解釈しないで!
体を洗わないといっている方たちを良く調べてみると
湯船にじっくりつかったり湯シャンをきちんとされています
体を洗わないは正しくは「ボディーソープでごしごし洗わない」です
もっと正しくは「殺菌をしてしまわないこと」
お湯洗いでも菌は流れていきますが時間が経つと元の状態に菌は戻っていきます。
しかし殺菌成分配合の石鹸やボディーソープはお肌の菌をなくしてしまうので菌が少ない状態が長く続き、菌が復活する際も元通りの菌たちではなく
以前より良くない菌たちが1兆個ということも十分あり得ます。
まず、大切なのは「汗をかく」こと
汗をかかずにお湯で洗い流しても上手く汚れはとれません。
そして、現代人は昔の日本人に比べて食べものが全然違います!
なので外食が続いたときなどは汗や皮脂の成分も変わってきますので
そういうときは石鹸など洗浄成分の使用も必要です
自分のベストな状態を知り、洗浄剤も上手く使い分けて下さいね。