ありがとうが言えない障害者たち|支援者に嫌われるとより生きづらい
おはようございます。
今日は月曜日ですが、今日を乗り切れば明日2月23日は天皇誕生日で祝日!
これを励みに頑張りましょう。
さて、障害当事者取材をしていると「ありがとう」が言えない・言いたくないという方がとても多いと感じます。
先天的な障害を持っている方だと、親御さんが「支援してもらうのに申し訳ないと思ったら、消極的になってしまうから、当たり前だと教育する」という方もいると聞きます。
発達障害の方は「言う意味が分からない」「こだわりで」など、様々な理由で「ありがとう」と言えない方がとても多い。
これは私が昔、尊敬する人から言われた言葉です。
「人なんかしょせん『どう見えるか』であって
『本心でどう思ってるか』は見えない。
本当は申し訳ないと思ってなくても、頭を下げてたら申し訳ないと思ってるように見える。
内面を見てもらうためには、『どう思ってるか』じゃなく『どう見えるか』
を意識すること」
それを言われたとき、私は30代前半でした。
今、45歳になって、真理だなと実感しています。
私が「ありがとう」と言ったとき、心の底から感謝してるかなんて
誰にも分からない。
だけど、「ありがとう」と言って気分が悪くなる人はいない。
人間関係がすごく楽になるんですよね。
「ありがとう」と言わない害のほうがずっと大きいんです。
だから、思ってなかったとしても
「ありがとう」「ごめんなさい」を言うのは生きづらさを軽くする
魔法の言葉だと思って言って欲しいなと思います。
支援者の方の声で一番多いのは
「感謝されるためにやってるわけじゃないけど
当たり前って態度でいられると、支援を終えたらすぐに帰りたいと思う。
だけど、感謝されると、それ以上にその人の力になってあげたいと思う」
という声です。
今日から「思ってなくてもありがとう」を始めてみませんか?
生きやすくなること間違いなしですよ。
さて、昨日はこんな記事が読まれました。
明日は火曜日で、村田らむさんの「16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~」という記事が朝10時に公開になります。
幻想的で不思議なお話です。
是非、読んでみてください。
では、今日も一日、ほどほどに頑張りましょう!
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