新米女社長の裏話 ~発達障害の特性と仕事。理解者を増やしてきたからこそできた社長業~
昨年はあいである広場およびこのnoteを読んでくださりありがとうございました。㈱アイデアルは今年は年賀状を出しません。このnoteで御礼申し上げます。来年もよろしくお願いします。
一昨年に立ち上げたあいである広場ですし、㈱アイデアル。弊社は完全テレワークの会社ですが、在宅ワークをしたことがある人は自己管理の難しさが分かると思います。
私の場合は特に過集中。バランスよく色々とこなせない。正直、社長として編集長として致命的な障害特性だと思いました。
だけど、それは会社勤めをしていた頃と変わらずで、私は威厳があるタイプの管理職ではなかった。部下から「ゆうちゃん」と呼ばれ、「ゆうちゃんができないなら仕方ない。やるか」と、周りに支えられて成り立ってた会社員時代でした。
社長・編集長になっても頼りなさに変わりはないのですが、発達障害ですよ!と打ち明けてから楽になりました。「バランスよくできてたら苦労しない!」「作業を中断するなんて無理!だって、過集中ってそういうものだから!」など、半分、逆切れしながらやってきたこの1年です。
だけど、「理解して!」と無言で求めたってなにも変わらないし、誰も理解してくれない。周囲の人たちに言い続けたことで「はいはい、また過集中出ちゃったのね。タイマーかけてやったら?」と理解が得られるようになりました。
「頼る」「甘える」ことは恥だとかプライドが許さないとか、私は全く思いません。圧倒的に楽に、そして、自分らしく生きられていると思うからです。
「できないことは外注(人にお願いする)」精神でいいと思います。だって、一人でできることなんか限られているし。
さて、あいである広場の人気記事NO.10を発表しています。
ダントツに人気だった村田らむさんの記事!発達障害、二次障害、学校選び、ホームレス、依存症など、色々な記事がランクインしました。ぜひ、読んでください。
来年は村田らむさんとの共著の出版のためにも、取材と執筆の1年になりそうです。
皆さんもよいお年をお迎えください。来年度もあいである広場および㈱アイデアルをよろしくお願いいたします。
㈱アイデアル 代表取締役 飯野由布(田口ゆう)