障害者の性についてメディアが扱わないワケ|Googleのペナルティと性
おはようございます。
昨日、公開する段階でGoogleから何らかのペナルティがあるんじゃないかと思って公開したこの記事。
朝、メールをチェックするとやっぱり広告制限がかかっていました。
webメディアは広告収入で運営するのですが(といってweb単体での収益化は難しい)このペナルティは「この記事はアダルトコンテンツだから広告を制限します」というものです。
内容を読んでいただければ、かなり気を使った表現になっていることも、差別的意味合いもなく、エロを目的にした記事でもないのは分かってもらえると思います。
実際にこの記事に関する批判コメントは一切ありませんでした。むしろ、障害当事者の方からの「役立った!」「救われた!」というコメントや支援者の方からの「家庭の問題として踏み込んではいけないのかどうなのか悩む」といった切実なコメントがほとんどでした。
だけど「web全体にペナルティが課されたらどうしよう」と思いながら公開したら、この内容でもプチペナルティがあるんですね。リスクを考えて、こういった記事を扱わないというメディアが多いのもよく分かります。
だから、障害者の性に関する議論は一向に深まらない側面があるんだなと改めて思いました。
過去に公開したこの記事も障害者の性について扱っていますが、そのときは何のペナルティもありませんでした。
だけど「え、田口さんはこういう記事にOK出すの?びっくり!」みたいなことは言われました。私は出します。だって、情報がなきゃ議論しようもないので。
メディア運営者だけではなく、ブロガーさん・youtubeの方も「性」しかも「障害者」に関してはセンシティブな問題なだけにとても気を使うと思います。なので、記事を書いていても、編集長をしていても悩むことは多いです。
私はこういった記事が当たり前に存在するような世の中になったらいいと思います。ぜひ、読んでみてください。
来週は発達障害関連の記事も公開予定です。これからもあいである広場をよろしくお願いします。