【RX遠藤】 2021.11.20 サイクルジャンボリー ソロ50km 優勝
先週のひたちなか1時間に引き続き、今週もレース。初のサイクルジャンボリーだけど、RXメンバーや練習でお世話になっている選手、運営・サポートメンバーも知り合いが多く、リラックスしてレースに臨むことができた。
駐車場に到着してサイクルコンピューターを忘れたことに気がついたが、レース中は見ないのでいいやと開き直る(これが苦しみを増幅させる結果になるとは、この時は知らず。。。)。
当初の予定では、翌日に大磯クリテリウムがあるので、できる限り足を使わずに勝つことを目標としていた(はずだったのだが)。
レーススタートは11:30、11月後半にしては暖かい。ローリングスタートではなく、スタート地点からヨーイドン。TTが強い森榮選手が積極的。2周目に入るところで縦長、集団が割れている。意外と早く集団が割れるかもと思いながら前々へ。
3周目くらいだったか、コース中程の下り追い風基調でペースを上げると小仁田選手と2人で飛び出す形になる。無理して踏んだわけではないけど、差が開いたので(捕まる前提で)行けるところまで行ってみることにする。小仁田選手は先週のひたちなかでも一緒に走っており、安定感・安心感を感じられる走りだったので、信頼しながら回していく。下りと追い風は自分がエアロフォームで引き、向かい風区間は半々、上り・上り返しは後ろからドラフティングを上手く利用してもらい、無理のないペースを維持してもらう。
お互い肘を出して先頭交代なんてことはやらず、阿吽の呼吸でレースを進める。ふと後ろを見ると50km集団は見えなくなっていて、2人のランデブーが延々1時間。問題はサイコン忘れで今何キロ・何周走ってるかわからなくなったこと。残り◯周がわからないだけで、1時間が永遠に終わらない気がした。実況もクライマックスに差し掛かっている160kmのアナウンスばかりで情報は入らず精神的に苦しかった。
途中、160km・200kmを追い抜いた時は先導バイクが進路を確保してくれ、50km集団をラップする時も進路確保と後ろにつかれることなく、2人だけの勝負を御膳立てをしてくれた。安全意識が高い運営者や理解ある参加者の皆さんには感謝しかない。
後半に3位集団もラップしてしまい、勝負は小仁田選手との一騎打ち。スプリント勝負!というオーダーだったのでホームストレート勝負。先行させてペースが上がったところでもシッティングのままベタ付き、ゴールまでの距離を見計らってかけて、先頭でゴールを通過することができた。
得意技ではない逃げ切り&スプリントになったが勝ててホッとした。と同時に身体全体に相当な疲労感。負担がないように走るという思いは自ら破り捨ててしまったが、翌日の大磯クリテも頑張ろう。後半疲れてくるとファームが崩れてくるのはまだまだと反省点。でも、アラフォーに足を踏み入れたけどまだまだレベルアップできそう。
一方、小仁田選手はセンスがいいし、もっと強くなりそう。今日も勝てたけど、次は勝てるかわからない。
レースが終わってすぐに表彰式。参加者の気持ちをわかってくれてありがたい。安全確保に努めてくれたサポートライダーの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました!