逃れられないモラハラ後遺症


 脱モラハラに成功した。

にも関わらず、苦しさが残る。

これはモラハラによる後遺症のせいだ。

後遺症というと大げさな、と
被害に遭ったことのない人は笑うだろう。
だけど被害者当人たちにとっては大事でも何でもない。
むしろ普通に大問題なのである。

 モラハラ渦中ももちろん精神的にきつい部分もあるが、
解放後の後遺症も理解されがたい分、きついものがある。

 私は脱モラハラ2ヶ月の新米脱モラだ。
後遺症はバリバリ。

些細なことで責められていると思ってしまうし、
ほんのちょっとしたことで人に嫌われたとか
呆れられたとか思ってしまう。

かなり神経質になっているのだ。

 神経質になっている分
観察眼も鋭くなっているのだとしたら
呆れられたり嫌われているのは
あながち間違いではないかもしれないけれど……。

 後遺症は数年、長い人だと10年以上続くこともあるという。

こんなふうに嫌われたと反射的に
無意味に傷つくことはとっととやめてしまいたい。
数年も耐えられる気がしない。


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