週末レビュー(2023/03/26)
仕事を任せられるということ。
週の出来事と雑感
最近は、営業戦略や経営企画等、いわゆるキラキラ×上流に憧れる声が強いように感じる。プレーヤーよりブレーンの方が一般的に人数が少ないため、ここに関わることは、一定の倍率を乗り越えなければいけない。
周囲の話を聞いていると、ここへの道筋は大体以下の3パターンに集約されると思う。
①新卒からそのポストに就く
②ジョブローテや転職等で、育成前提でそのポストに就く
③自分がそこで結果を出せることをアピールし、獲りにいく(上司の仕事を奪う、異動、転職など)
ひとつ目はごく少数だし、勉強し、インターンで実際に経験を積む等、獲りに行く動きを何かしらしているように思う。二つ目はよほど育成キャパシティのある会社でないと実現しないし、「このポストに就けたらいいな」くらいの気持ちでは、他の奴に獲られるだろう。
結局、いずれにおいても③の動きが必要になるのだが、それ実現の方法をいくつか考えてみる。
現職で上司の仕事を奪う
異職種へのシフトはできないが、営業→営業戦略などにおいて可能。
これ実現に一番有効なのは、現職で成果を出しつつ、二つ上のポジションでものを考えることだと思う。
上司が課長なら、部長目線での期待や課題感を知ることで、いい意味で上司の意見に批判的に提言ができる。これを繰り返しているうちに、自分なりの”営業戦略とは”が磨かれ、「こいつなら任せても大丈夫そうだな。」となる。
ちなみに、今の自分自身なりの”営業戦略”の定義は、”売上向上や市場のシェアを拡大するなど利益目標を達成するための計画(いつどのレバレッジ・ポイントを推すか)”。
例えば、上司に「競合の動向を探ってくれ。」と言われた時に、上司の仕事を奪うケースを考える。あるあるが、いつもベンチマークしている顧客の動向をレポートし、(それはもうよく知ってるんだよな…)となること。
指示を受けたらまず、「この上司(課長)は、さらに上司(部長)に何を言われて何を検討しているのか?」を考え、実際に2人とコミュニケーションを取り、目的を明らかにしておく。
その結果、大論点が「最大手顧客でのシェアは一定高いが、準大手顧客でのシェアに伸び余地が大きい。ここを伸ばすにはどうすればいいか。」だとすると、今回の課長からの指示の論点は、「準大手顧客はどの競合がシェアをとっていて、またそれはなぜか明らかにしたい。」となる。
ここから競合動向を探ることはもちろんのこと、何らかの理由(商材を大きく変える必要がある等)で短期的にシェアを奪えそうにないと考えたなら狙うマーケットの代替案を提言したり、その競合が最大手顧客向けに仕掛ける動きをキャッチできればそこの防衛策を提言したりできる。
今回のケースだと、課長が部長にレポートする仕事の一部を奪えたことになる。異動/転職先に自身の活躍可能性を証明する
短期、中長期で分けて考えてみる。
短期はシンプルに、自分の現スキルが、異動/転職先でどう再現性持って活用されるかをアピールすれば良い。そのためには、自分のスキルと異動/転職先の仕事内容を要素分解し、「こういった場面で、〇〇という理由で△△な成果を発揮できる。」と話せる必要がある。
中長期は、長くに渡って価値還元されるか(採用や教育費考慮しペイできるか?)という観点。これは自身が成長し続けられることを、意欲と能力の両面で訴えかける必要があると思う。
例えば、新規事業企画であれば、「マーケットインタビューし、アイデアを100個したためてます。また既に知り合いのVCの方にFBももろてます。」と言えれば本当に入社後も本気でやりそうと思ってもらえるだろう。
また能力面においても、目先のサービス開発だけでなく、その先に解決したいマーケット課題まで構造的に捉えられていたりすると、一つのサービスがうまくいかなかったとしても次で価値創出してくれると思ってもらえそうだ。(これは先の”2つ上の目線”と通ずる)
特に後者は想像で仕方ないので、何人かに話を聞いてみようと思う。
読んだ本・観たもの
別記事書いてたら疲れたのでパス。
ピックアップニュース
疲れてきたのでパス。
目標進捗状況
こんな感じ。