試食の上手な渡し方、商品説明のやり方のコツ 試食販売のやり方②
この記事では試食販売の初心者さん向けに「上手な試食のわたし方、商品説明のやり方のコツ」を解説しています。
試食販売をこれからやろうとしている人
試食販売がうまくできなくて困っている人
に向けた内容です。
試食販売で一番大事な「試食の渡し方」「セールストークのやり方」を、3年間のプロの経験から解説しますね。
それでは解説を始めますね!
試食販売の厳しい現状
最近の社会情勢で試食販売がなくなるかも?と心配していましたが、最近ようやく試食販売(デモンストレーター、マネキン、推奨販売ともいいますね)も再開されてきているようです。
高額アルバイトでもある「試食販売」はとても魅力的なお仕事です。
試食販売はおもにスーパーでのお仕事になります。
普通のアルバイトのようにただ作業を時間通りしていてもいけません。
雇い主に期待されているのは「商品のアピール」「商品の販売」だからです。
そして普通に教えられているような方法では、
「ほとんど売ることも試食を配ることさえ難しい」のが現状です。
〇問題点
会社で教えてもらったとおりにしても、全然うまくできない。
お客さんに試食をうまく渡せない。
お客さんに商品説明をするチャンスがない。
どうしたらいいのでしょうか?
初心者が試食販売をするときの4つの問題点
1 お客さんが近くに来てくれない。
2 試食を受け取ってくれない。
3 試食を食べてくれてもすぐ逃げられてしまう。
4 商品が全く売れない。
さてここまででいろんな段階で問題があることがわかりましたね。
この記事では
2の「試食を受け取ってくれない。」
3の「試食を食べてくれてもすぐ逃げられてしまう。」
の問題を解決するためのやり方やコツを解説していきます。
試食販売の準備①ー心構えなど
試食販売の説明をする前に、大事な心構えを解説します。
試食販売を行う自分の仕事場は、いつも清潔に見えるようにしておくこと。
試食は必ず「手渡し」で行うこと。手渡しが難しい場合は100円均一で買える小さなトレーを使って渡すといいでしょう。
子供さんだけの時には絶対に試食を渡さないこと。アレルギーの有無を確認して、親御さんに試食を渡してください。子供さん一人では買ってくれないという理由もあります。
明らかに買う気のないお客さんには試食を渡さなくてもいいです。
試食販売する商品について、ある程度の知識をネットで仕入れておくこと。できるだけ短い言葉で説明できるように考えておくこと。
試食販売の準備②ー担当者への確認
試食販売を始める前に少し準備が必要です。
仕事先とのトラブルにもなりかねないので、確認をしておきましょう。
今回の試食販売はどういう目的なのか?担当者に確認しましょう。
〇集客やお客さんへのサービス、商品のアピールが目的の場合
商品をアピールしてほしい。
お店のお客さんを喜ばせてほしい。
本日のチラシイベントの目玉
仕事先の集客やお客さんへのサービス、商品のアピールが目的の場合は、
「試食を予算の範囲内でどんどん誰にでも配る」
という行動が必要です。
気をつけるのが
「予算の範囲内でできるように、うまくペース配分を考える」
「とにかく笑顔で元気よくする」
ことですね。
売る必要が低い場合はかんたんです。
〇商品を(できればたくさん)売ってほしい目的の場合
こちらが試食販売のメインのお仕事です。
「試食を予算の範囲内で、お客さんを選んで渡していく」
という行動が必要です。
場合によっては、商品を買い取って自腹で試食販売をすることもあります。
(自分の会社からあとで返還されることもあります)
お客さんも「売りつけられる」と警戒しています。
試食の上手な渡し方2種類
今回の試食販売の目的が
「商品を(できればたくさん)売ってほしい」
場合の試食の上手な渡し方の説明です。
①撒き餌方式
ほかの販売員のやり方をまず紹介します。
道にたまにいる「広告入りのティッシュ」を配ってる方のやり方です。
うまく試食を配らないと、予定以上の大量の試食を配ることになります。
①お客さんに対して違う方向を向いている。(ただし相手はちらっと確認しておく)
②買いそうなお客さんに見えるように、試食を無言で差し出す。
③試食を取ってくれたら、お客さんに相対して説明していく。
〇スーパーでの北海道物産展コーナー入り口で、こういう配り方をしていることもあります。
目的は「北海道物産展コーナーへのお客さんの誘導」です。
ただただ試食を渡すだけなので、初心者でもできますよ。
この「撒き餌方式」は極めるとすごい成果を生みます。
ライバル会社TOPのマネキンさんのやり方ですもの。
②王道の試食の配り方
①お客さんのほうをそれとなく向いている。(相手を確認)
②ひと声かけながら笑顔で試食を差し出す。
③試食を取ってくれたら、お客さんに説明していく。
お客さんにセールストーク(商品説明)をするチャンスはどこにあるか?
試食のわたし方は何とか分かったけど、
いつ商品の説明(セールストーク)をしたらいいんでしょう?
実はセールストークはですね、
「お客さんが試食を食べている間」の一瞬に行うんですよ。
お客さんが試食を食べていてくれる
「約10秒間」がセールストークを聞いてくれる時間になります。
だからできるだけ短い言葉で、説明できるようにしておくことが必要になるんです。
試食の上手な渡し方、商品説明のやり方のコツ のまとめ
お客さんに試食をうまく渡せない。
お客さんに商品説明をするチャンスがない。
という問題に対するやり方を解説しました。
〇試食販売を始める前の準備
どういう目的で試食販売をするのか確認。
商品内容を短い言葉で説明できるようにする。
〇試食の上手なわたし方2種類
撒き餌方式
王道のわたし方
〇お客さんに商品説明をするチャンスはどこにあるか?
お客さんが試食を食べている「約10秒間」が商品説明のチャンスタイムです。
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