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(苦戦)高額ぎょうざ&シュウマイの試食販売(試食販売体験談②)

この記事ではちょっと売りにくい「高額なぎょうざ&シュウマイの試食販売体験談」です。

自分の売るべき商品が何らかの理由で「売りにくい」と思える時にどうしたらいいか?

あと自分のお店が想定と違う売れ方(たいていは悪いほう)の場合、どうやって対処するか?解説しています。

「商品がなかなか売れない」と困っているあなたにおすすめの記事です。

試食販売(サンプリング、マネキン、推奨販売ともいわれています)のふだんの一日の解説をしていきます。
よく見るスーパーの一角でやっているアレです。


今回の商材は冷凍の「ぎょうざ&シュウマイ」でした。
ぎょうざはひとつぶ100円以上シュウマイはひとつぶ200円もする高額の商品です


いくら大きさがウリとうたっていても売りにくいかも。
盛り合わせひとセット1200円から1600円。
冷凍のものも同じ値段設定です。


今回はけっこう苦戦しました。

高額アルバイトの試食販売に興味ある方には何か参考になることがあると思います。
じっさいに試食販売をしてみて何かイメージとちがう?と思った時にどうするか?

売り方のコツも少しだけ公開しています。

何か参考になればうれしいです。

今回のお仕事


今日の仕事は冷凍の「ぎょうざ&シュウマイ」の試食販売です。

お店は地方の小さめのモール(ショッピングセンター)です。

うちの会社から小道具を現場に郵送されているはずですからそれを受け取って準備します。

入店

10時には開店したいので8時半ころにお店に入店します。

担当者さんは魚を扱っている社員さんです。

・・・・めっちゃ機嫌が悪いみたいで、まともに相手もしてくれません

近くのほかの社員さんやパートさんに教えてもらい、出店場所や材料の保管する冷凍庫の場所、電源を確保していただきました(ヤレヤレです)

次の日には冷凍庫の保管場所が別のところにずらされていてアセりました…。

私がバックヤードに行くたびに担当社員さんににらまれるのでちょっといやな感じでした。

まあ試食販売員(デモンストレーター)は外部のものなんで部外者が自分の仕事場をうろうろしているのは気に食わないのもわかりますが・・・。

開店準備

さて気を取りなおして‥と、まずは試食の製造用にミニホットプレートとせいろをセット。

電源と水回りに問題ないのを確認。

このお店では包丁は売り場に持ち込めないのでキッチンバサミを予備もあわせて二つ。

次にお客さん向けのほうの準備。

冷凍のぎょうざとシュウマイを置くための場所の掃除をして、見ばえ良く商品をならべていく。

あとはそのまま食べられる用のぎょうざとシュウマイの場所の確保とお掃除をして。

ごみ箱を準備して、包材関係、試食関係も準備よし!

あとは看板とのぼりを出して・・と。

最後に少し遠くから自分のお店をながめてみて、色々微調整をして・・・OK!

「ちょっと自分のお店の前の通路がせまいかなあ?」と不安を抱えつつも開店です。

さあ試食販売スタートです!


担当者におそるおそる開店のあいさつをしてお仕事スタートです!

ホットプレートにお水を注いで沸かします。

その上にせいろをおいて中には試食用のシュウマイとぎょうざを入れて蒸します。

シュウマイとぎょうざが蒸しあがったら試食を切り始めます。

次はせいろにすぐに食べられるように買っていただく用のシュウマイとぎょうざを蒸します。

今日のお客さんの入りは上々です。

今日の作戦は「バナナのたたき売り戦法」でいきましょう!

試食でいっぱいお客さんを集めて一気に売る作戦です。

目標は1時間に3セット売ることです。

ちょっとお店を修正

・・・しばらく売ってみてわかったんですが、なんかお客さんの流れが自分の思う方向と違っていたようです。

通路が狭すぎてお客さんをためるのが難しいのもわかりました。

少しの間閉店してお店を作り直します。

お店の向きを90度動かしてさあ開店です!

〇こんなふうに実際に自分の予想と違っていたら
さっさとお店を作り替えていきます。

目の前の通路がせまいので作戦を変えて「個別に売っていく」作戦に変えていきます。

通路に出していたじゃまな看板も引っ込めてPOPを作って自分の背中に洗濯ばさみでひっかけておきます。

試食販売中にわざと後ろを向くとお客さんが「ぶっ」と笑ってくれます。


私はこの作戦を「パンダでくぎ付け」作戦と呼んでいます。

この作戦は「一人のお客さんに丁寧に売っていくやり方」です。

売りにくい商品も、ていねいに説明することで何とか売れていきます。

私のお店の前にお客さんがずっといて、くぎ付けになります。

まわりから見ると

お客さんが店の前にいる = お店が売れている と見えるはずです。

私のお店の前にいるお客さんには「客寄せパンダ」になってもらいます。

だから「パンダで釘付け」なんです。

今回の報酬

けっこう苦戦しましたがなんとか予定の売り上げを上げて終われました。

この現場は3日連続なのでがんばらないといけませんね。

今回の報酬は時給1500円×8時間分でした。

終了時間が来て後片付けをしっかりしてお仕事完了です!

魚売り場の担当者に報告、自分の会社に報告をしてようやくお仕事が終了です。

あとがき

小さな通路にお客さんがぎゅうぎゅうになりながら動いていると、売るのが難しいもんですね。
いい経験になりました。

「売りにくい商品」を売るときにはていねいな商品説明が必要です。

セールストークを工夫して、うまくお客さんに気に入ってもらえるようにします。

↓セールストークについての記事はこちらがおススメです↓


3日目の最終日の最後に担当者さんから笑顔で「お疲れ♪」と言ってもらえました。
なんかホッとしました(笑)
たぶん担当者さんもいそがしくていっぱいいっぱいだったんでしょうね。


今回のように実際に自分のイメージと違っていたらさっさとお店を作り替えていくこともあります。
大事なのは予定数量をうまくさばくことクレームにならないことですからね。
臨機応変な対応が大事です!

↓ ↓ 私のワザは全部このNOTEに書いてあります ↓ ↓

【完全版】試食販売のやり方 極意|夕張メロン|note

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