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BDP9thおつかれさまでした

秋瀬憂です、こんばんわ。
遅ればせながら、2月2日に開催されたBDP9thに参加してきました。夢のような時間から一週間が経過しようとしていることに、今日の通勤電車の中で気が付きました。楽しい時間がすぎるのはあっという間です。
今回は氷川紗夜に関する新刊と、前回のBDP8thで頒布した既刊の2冊を引っさげて参戦しました。本を手にとってくれた皆様、本当にありがとうございます。
いつものように今回の活動を振り返りながら、僕のBDP9thを終わらせたいと思います。

今回の進捗

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書き始めは12月頭、初稿完成は1月中旬でした。
個人的な都合によりサンプルを頼まなかったこともあってか、初稿完成から締め切りまではだいぶゆとりがありました。


今回は適宜プロットを見直しながら修正を加えずに初稿を書き上げ、最初の校正で一気に直すという方法をとりました。進捗が0文字の日はたいてい、仕事がやばいかプロットを再構成していたかどちらかでした。
また年明けからはポモドーロ・テクニックをつかった執筆を試してみました。25分執筆→5分休憩、というのが理想のサイクルですが、どうしても休みがちになってしまって休憩が25分になってしまうことのほうが多かったです。それでも作業は続いて、一日のうちかなりの時間を書くことに使えたきがしました。


仕事が繁忙期ということもあってか、年が明け締切が見えるまでエンジンがかからなかったように思えます。年末年始休暇の速度をあげればもっと他のことに時間を回せたのにな、と今にしてみれば。

宣伝編

執筆にかなりの時間を割いたこともあってか、今回事前の宣伝に時間をかけることができませんでした。

宣伝のメインになったのはこちらのお品書きです。Illustratorを買ったのでおしゃれにしようと頑張りました。
本文の淡い感じを水彩で表し、色合いはその世界に合ったものを2色チョイスしています。既刊の方、拡大をミスっているせいか右側が角ばっているのが気になります。
こちらは当日もiPadに表示させる形で使用しました。

設営編

間違いなく、今回一番力をいれたと言っても過言ではありません。

今回隣になった友人のサークル、アンソレールさまと結託し、B0用紙2枚を組み合わせた特大ポスターを制作しました。
デザインはアンソレールの一隅さま(@annootanno)、キャッチコピーを秋瀬が担当しています。キービジュアルには僕の新刊の表紙(きのたださま:@umotoha)と、アンソレールさまの新刊のイラスト(はなぶささとしさま:@peso727)を使用しております。

キャッチコピーは、お互いの作品の共通項をうまく拾う形に収まりました。作風が違う、ストーリーも違う、けど合体ポスターは作りたいという熱を綺麗に昇華させることができたはずです。

実物は写真で見るよりもかなり大きく、相当なインパクトがありました。(スペースに来てくれた友人から、探す手間が省けたと言われるほどには)キャッチコピーができるのが締め切り30分前などのアクシデントに見舞われましたが、無事に当日設営できてよかったです。

机の設営は非常に苦労しました。

90×90センチという特殊レイアウト、朝寝坊したことからくる焦り……このレイアウトに落ち着くまで、かなり時間がかかりました。
手にとってもらいやすいよう見本誌とおしながきは最前に、山は直接手渡しするためにその後ろに置く形をとりました。
一般参加者の人と以外と距離があって、渡すのに苦労しました。完全に自分の腰の問題です。
ずらっと横に並べたほうが、一覧性があって良いかなとも思いました。

iPadレジの導入

売り子さんの協力もあり、今回はiPadレジを導入してみました。使用したアプリはこちら。

即売レジ 公式サイトddworks.info

UIもわかりやすく、しかもログが残るということでかなり良いアプリでした。表紙の登録ができるのがわかりやすくて助かります。手書きで管理するよりは間違いなく楽ちんでした。おすすめです。

初めての委託

今回、メロンブックスさまにて初めての委託に挑戦しております。

すでにいくつか注文があり、現地に来れないけど手に入れたい人はいるんだなあというのを改めて実感している次第です。本当にありがとうございます。
手続きも煩雑ではなく、思っていたよりもハードルが低いなと言うのが感想です。当日担当していただいたスタッフの方も優しく、不備など無く委託を申し込むことができました。

終わりに

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(打ち上げはいつものメンバーに混ぜてもらいました。いつも混ぜていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです)

新しいことにたくさんチャレンジして、終わるのはいつもあっという間です。新刊はいつも以上にたくさんの人に手にとっていただきました。ありがとうございます。
打ち上げもいつものメンバーに混ぜていただきました。少しはしゃぎすぎたせいかいつもよりずっと静かにお酒を飲んでいた気がします。

この歳になっても、学生のときと変わらないテンションで話せる友人がいること。好きなものを好きと言っても馬鹿にされないこと。なによりもこんなご時世に、小説が好きな人間がこんなに集まれること。何よりもずっと奇跡だと思っています。この感謝はいつか声にしてちゃんと皆さんにお伝えしたいです。

原稿している最中は、もう絶対小説やめてやると思っています。時間はすぐ無くなるし、文章は下手くそだし、自分の作品は何が面白いか分からないし、タイムラインに流れてくるサンプルはみんな面白いし。
それでも血反吐を吐く思いで完成させた本を配り、打ち上げと称して小説が好きな人間と集まって話をする度にやっぱりもう少しだけ書きたいな、と心から思います。話しながら、やっぱり書くことがどうしようもなく好きなんだと実感してしまいます。だから僕は、多分もう少しだけ書くことをやめないとおもいます。

次回のBDPは8月、大体半年後です。まだ何も考えていませんが、新刊を出せるように準備を進めています。
それから今年は、11月の文学フリマ東京への参加を予定しています。2020年は、一次創作にチャレンジしようと思います。

それでは、今回もありがとうございました。


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秋瀬憂
お読みいただきありがとうございました。頂いたサポートは人生経験を豊かにするために使いたいです。