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パリの廃線、Petite Ceinture

パリ市はエスカルゴみたいなぐるぐるの20区で構成されていますが、その周りをぐるりと一周、環状道路ペリフェリックが走っています。
さらにその内側に、今はすでに廃線扱いになっている鉄道が残っています。

外側にある区の公園や一部にその片鱗を見つけることができます。
ところにより難民キャンプと化した場所があったり、ゴミが放置され落書きだらけという場所もありますが、15区は割と綺麗に遊歩道として整備されていたり、14区は美しい公園の内側で鬱蒼としてその姿を残しています。

パリのモンスーリ公園(Parc Montsouris)をご存知ですか?

14区にある15.5ヘクタールの公園で、パリ市が管理しています。
ここで見るプチット・サンチュールが一番好き。

これは私がとった写真。公園のどこで見つかるかは、お楽しみ。
時間がある方は探してみてください。
公園を出てすぐのところにも、プチットサンチュールを確認できるスポットあり。
公園内には人慣れした水鳥たち
モンスーリ公園のすぐ横には緑豊かな住宅街。
アパルトマンだらけのパリに残る一軒家が立ち並ぶエリアは
幾つもありますが、とても貴重だしどこも美しいです。
モリゾー?これもモンスーリ公園脇にあるパリ市内のお家

白夜祭など、アートイベントがある時はこのような廃線の駅や路線がアーティストの表現の場として活用されることもよくあります。

廃線の駅を利用したインスタレーション(2014年の白夜祭)

鉄道マニアや廃墟マニアでなくても楽しめる工夫がされていましたー

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Yu
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